目次

2004年05月04日

「ゴールデンウィーク」行動記録/日記

5月2日大山に登った。

08:00まえ中野出発
10:00まえ伊勢原
10:30ごろバスで追分へ
11:00すぎ阿夫利神社下社
12:30ごろ山頂
13:00ごろ下山
15:00ごろ阿夫利神社下社
16:30ごろ男坂を下って追分
15:00すぎバスで伊勢原
17:00ごろ新宿
17:00すぎ帰宅
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Excerpt: 祈祷連歌 ― ソフトウェア祈祷師の寝言...
From: 祈祷連歌 ― ソフトウェア祈祷師の寝言
Date: 2004.05.04

2004年05月24日

「日光鬼怒川旅行」行動記録/日記

5/22から一泊で日光鬼怒川へ行った。 一日目は日光東照宮。二日目は鬼怒川でライン下り。

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2004年06月18日

「秩父」行動記録/日記

秩父の箕の山に登り、帰りに一番札所に寄り、温泉に入ってから帰ってきた。

池袋の西武池袋線の朝7時半の特急列車で秩父へ。

10時に親鼻駅に到着。

12時前に蓑山山頂手前の美の山公園。

12時過ぎに山頂。昼ごはんを食べて下山。

東の斜面の山道を降りて二十三夜寺へ向かうが、途中で道に迷って断念。

国道に出て南下し、一番札所へ向かう。

15時ごろに一番札所に到着。

一番札所で杖などを買い、16時ごろに近くの温泉へ。

温泉は貸切状態でラッキーだった。

汗を流して、大野原駅へ。

西武秩父から池袋へ。

池袋で夕飯を食べてバスで中野へ

タイムテーブル

06:45中野出発
07:30池袋出発
09:00すぎ西武秩父駅
10:00前親鼻
11:30ごろ美の山公園
12:00すぎ蓑山山頂
13:00すぎ下山
15:30ごろ一番札所
16:00すぎ温泉
17:00すぎ大野原
18:30ごろ西武秩父出発
20:00ごろ池袋
21:30帰宅
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2004年06月23日

「映画『デイ・アフター・トモロー』」行動記録/日記

映画「デイ・アフター・トモロー」を見た。 題材は悪くないし、CGもそこそこなのだが、いまいち緊迫感とメリハリがない映画だった。 脚本が悪いということなのだろうか。

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2004年07月14日

「猫が死んだ」行動記録/日記

昨日、実家の母から電話があり、タクという名前の猫が死んだということだった。 享年13歳。猫にしてはよく生きたと思う。 母は涙ながらに、これでクロの血筋が絶えたと泣いていた。

クロというのは大学時代にアメリカで飼っていた猫で、大学卒業とともに日本に連れ帰った猫だ。 お腹と尻尾の先がちょっとだけ白い黒猫だった。 非常に大きな猫で、あるとき量ったら13キロあった。 といっても、太っていたわけではなく、見かけはほっそりしていた。 太ってないのに重いというのは、つまりでかいということ。 アメリカから日本に連れ帰るとき、空港で「これは本当に猫か?」と聞かれたほどだった。 ダイニングテーブルに手をかけてテーブルの上が覗けてしまうほどの大きな猫だった。 人間がご飯を食べていると、よくテーブルの上に顔をだして、おねだりしていた。 頭もよく大抵はこちらのいうことを聞き分けていたと思う。 だから、基本的に行儀はよかったと思う。 テーブルの上に顔をだすのは、上にのると怒られるのをよく分かっていたからで、 そのかわり、隙をみてはこちらを出し抜くのもまたうまかった。 ただ、日本の流感に免疫がなかったために、五歳の若さで意外なほど早死にしてしまった。

/yuntanach/blog/000031_1.jpg クロと一緒に、クロの娘のブチ子という、黒と白のまだらの猫も連れ帰ったのだが、 このクロとブチ子の間にできた4回目ぐらいの子供の一匹がタク(写真)だった。 ブチ子はクロの兄妹のミケという猫との間に生まれた猫だったので、タクは血が非常に濃い。 だからか、クロとブチ子の子供はみんなチビばっかりだった。 獣医師である弟の診断によると、タクは心臓に欠陥があるそうで、 タク以外にも4年ほど前に死んだチビクロもまた心臓が悪かった。 近親相姦の弊害なのだろうか。

タクのほんとうの名前はタクトンという。 尻尾がリズミカルに左右に振れるのが印象的で、父が指揮棒のようなのでタクトという名前にすると言い張ったので、4文字にしてタクトンという名前になった。 実は自分でかってに作った命名規則があり、クロは2文字、クロの子供のブチ子は3文字、 だから、ブチ子の子供であるタクは本当は4文字であるのが正しい。 ただ、実家の人間はそんなことは気にせずいつの間にかタクという名前に落ち着いてしまった。

/yuntanach/blog/000031_2.jpg タクは親のクロに似ず、小柄で気が弱いねこだった。 生まれてすぐ母猫のブチ子が死んでしまったので、母が育ての親だ。 人間の赤ちゃん用の哺乳瓶とミルクで育てた。 タクは寝るときも哺乳瓶を放さず、自分の身体より大きい哺乳瓶を抱えて寝ていた。 用意するのはもっぱら母の役目だ。 それもあってか、常に母のそばを離れず、母が買い物に出たりすると、 玄関の前で帰ってくるまで鳴いたりしていた。 また、兄弟猫たちはみんなすぐに外を覚えて、しょっちゅう外に出たがったものだが、タクは外には興味がないようだった。 あるとき庭に抱いてでたところ、恐がってしがみついて大変だった。 今思えば、タクの頭にあるのは母のことだけだったのではないかと思う。

母はクロの血筋が絶えてしまったと言っていたが、 実家の周囲で黒い猫をみかけるとクロの血筋は絶えたわけではないだろうと思っている。

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2004年07月20日

「富士登山」行動記録/日記

19日から20日にかけて富士山に登った。 今回で富士登山は16回目になる。 ただ、今回は初めて富士登山する女性を同行するので、5合目からの登山となった。 5合目からの登山はこれで2回目になる。

朝6時半に家を出て、9時過ぎに富士吉田。

浅間神社でお参りをして、川口湖駅からバスで5合目へ。

5合目の一つ手前のバス停で降り、御庭を歩いて15時ごろ5合目へ。 今回は富士登山が初めての初心者がいたこともあるので、 5合目で充分時間をとって体をならし、ゆっくり行くことに、 そうすれば高山病にかかりにくい。

18時ごろに5合目を出発し、19時ごろ6合目、20時ごろに7合目。 時間がちょうどよく7合目では西湖のあたりで花火が。 21時ごろ7合目の最後の山室あたりでは山中湖の辺りで花火。

8合目へ向かう途中、風が非常に強く、おかげで気温のわりには寒かった。 風は強かったが、天気は非常によく、2日前が新月であったので、満天の星空がきれいだった。

24時すぎに本八合目最後の山小屋である、富士山ホテル別館。 ここは休憩で中へ入れる唯一の山室。 そこで長休みをとって、25時過ぎに出発し、27時すぎに頂上に。 5合目の出発が早かったので、山頂到着も少し早かった。

28時40分ごろに御来光を拝んだ。 ちょっと雲があったが、基本的には今回は大成功。

10時に頂上を出発し、富士宮5合目には14時すぎに到着。

新富士まではバス。 駅からタクシーで10分ぐらいのところにある「ゆらぎの里」の温泉で汗を流し、 20時41分の新幹線で東京へもどった。

タイムテーブル

時間場所
06:50中野駅出発
09:20富士吉田駅到着
10:00ごろ浅間神社
11:30ごろ富士吉田駅から河口湖駅へ
13:10河口湖出発
14:00ごろ御庭到着
15:00ごろ5合目到着
18:00ごろ5合目出発
19:00ごろ6合目
20:00ごろ7合目
21:00ごろ7合目最後の山室
22:00ごろ8合目
23:30ごろ本8合目
24:30ごろ本8合目最後の山室
25:00ごろ本8合目出発
27:00すぎ10合目到着
28:40ごろ御来光
10:00ごろ下山
14:00すぎ富士宮5合目
15:30バスで新富士駅へ
17:10新富士駅
17:30ごろゆらぎの里
19:41新富士出発
21:00ごろ東京到着
21:30ごろ中野到着
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2004年07月27日

「韓国ホスト発のスパムが多すぎ!!」行動記録/日記

やけにウザい出会い系の日本語のスパムが多い。 文面からするとやけになれなれしく、基本的に買春を誘う内容だ。 そういったものが一日に何通も来る。

そういう類のところにはネット上でも実生活でも一切出入りしたことがないのに 何処からアドレスを得たのだろうか。スパムの類には返信した事もない。 そう思ってよくみてみると、みんなメールドメインがnifty.com宛である。

自分のアドレスは、ニフティサーブが@niftyになって、 nifty.ne.jpからnifty.comになる以前から 使っているので、nifty.comのアドレスは今までに使った事がない。 が、ニフティのメールアドレスは@nifty.comのものも、 @nifty.ne.jpのものも、ユーザー名の部分がちゃんとしていれば、 どちらでも届いてしまうようだ。 ニフティは昔からアルファベット3文字+数字5文字というユーザーIDがそのまま メールアドレスになるようになっている。そうでない設定もあるのだが、昔からの成り行きでニフティIDのメールとそうでないメールとで使い分けている。 つまりnifty.comのドメインにメールアドレスのユーザー名の部分はめくら打ちでニフティIDを当てたメールアドレスなんだろう。 普段は気をつけてあけないようにしているのだが、HTMLメールをうっかり開けてしまったときとかに 埋め込まれた画像かなにかで存在確認がとられてしまったのだろうと思う。

最近はスパムが多いので、定期的にメールボックスをスキャンして条件がマッチしたら 問答無用で削除するという自作ツールを使っている。 最近ではスパムの場合だとFromとかは全くアテにならならず、 もっぱらReceivedフィールドを見るようにしているので、 Receivedフィールドのfromのclauseのところに別途設定しておいたドメインやIPレンジの ものがあるとそのメールそのものを削除してしまうのだ。

こういったツールを使っていると、それまでは見過ごしていたことがいろいろ分かるようになる。スパムが多いのはアメリカからだと大学のアドレスだとか、アジア圏からのスパムは韓国や中国からがほとんどだとか。 とくに最近目に付くスパマーには結構いやらしいのがあって、niftyのMXサーバーにアクセスしてきてメールを送っているのに 自分はそのniftyのMXのIPを名のるというとっても不届きなヤツが最近ずいぶん増えてきた。 もっとも、niftyのサーバーはちゃんと送信元のIPも記録してくれるので無意味なのだ。ざまあみろ。

いまでは、ReceivedのfromにマッチするドメインとIPレンジやIPのリストはすでに150を越えた。 IPのエントリーもずいぶんあり、同じネットワークIDから来るやつは、いっそのこと IPレンジでまとめて削除するようにしている。 しかし、そういうところからスパムでないメールがくると それも削除されてしまうわけで、いずれ困る事になるかもしれないなぁなどとノンキにかまえている。

で、圧倒的に多いのが韓国からのメールである。多い時は1日に20通は来ているようだ。 現在IPレンジで考えておそらく韓国ドメインの10%は刎ねている。 それでいてほぼ2日に一度は韓国発のリジェクトIPを登録するような状況である。 次に多いのが中国から。これは韓国と比べるとまだまだ多くはないが増加傾向にある。

このIPレンジを調べるのがちょっとばかし面倒。 APNICはなぜ国ごとにまとまったIPを割り当てないのだろうか?  このように日中韓で混在しているのはなにかの陰謀なのだろうか?  いまのところは、どうせ仕事で韓国や中国からメールがとどくことはないので、 どうせなら国別にまとめておいてくれれば、いっそのこと韓国からのメールは全てリジェクトして 面倒が少なくてすむのだが。

ちょっとネットで検索してみたら、決め手がないしいたちごっこだし、どこも困ってるんだねぇ…、ということが分かっただけだった。 スパムに関してはこの迷惑メール(spam)撲滅私的調査会(高崎作成) なんかに、並々ならぬ熱意が感じられた。 単に無視しているだけではダメだということのようだ。 でもスパマーが使っているISPなどに抗議するにも、国外じゃあ難しそうだし、 しかも韓国や中国が相手だと効果はなさそうだなぁ。 かといって反撃ツールなんかをつかってしまったら、 一転こっちが加害者になってしまうかもだし。難しい。

とりあえずは分かる範囲内でこっちで把握したスパマー(あるいはスパマーの顧客)同士を相互に登録させることで溜飲を下げることにする。

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2004年07月28日

「映画『スパイダーマン2』」行動記録/日記

映画『スパイダーマン2』を観て来た。非常に良かった。 1作目の終わりがネガティブなものだっただけに、今回の終わり方は一安心できた。 精神がリセットされ、何だか元気をもらえたような感じ。

今回も、ただSFXを見せるだけのアメリカ映画にありがちな作品というわけではなく、 主人公をはじめとする登場人物たちの苦悩などもしっかりと表現されており、 ちゃんとしたドラマになっている。

映画を観た後ノベライズを読んだが、 ところどころ映画のほうではしょられているようなところなどがあり、 どちらかというと原作本っぽいプロットなので、 映画を観る直前に読む、もしくは映画の後に読んだならもう一度映画を観たほうがいいだろう。 そのほうが映画を楽しめると思う。

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2004年08月09日

「パニック」行動記録/日記

なんかいっきょに複数の仕事の話が来てしまっている。

ホームページ制作

自分はデザインは素人でできないから、ホームページやりたいのなら本職のデザイナーに任せてね、 といつも口をすっぱくして言ってるのに…。 どうやら頼むアテがない&専門会社に頼むとえらく高くつくからどうしても、 とかいう感じで、断りきれない相手だけに断れなかった。

ずっと以前にも似たようなことがあって、そのときは結構たいへんだった割には チンケなものしかできなくて、相手が納得しないからすごい苦労したことがある。 それ以来こういう仕事の打診は断固ことわってたんだが。

内容は基本的に会社案内だけだし、固い業界のホームページだから 量、質ともにたいしたことないし、アニメーションもいらない、 CGIもいらない、ただ見せるだけのホームページでいいみたいな こといってるからいまのところはなんとかなりそうだけど、 実物をみると夢が膨らむのが世の常。

ファイアーウォール制作

どっかからもってきて設定するだけですめば、それがもっともいいのだが。 なんか手のこんだ妙な要求があって、どれをとっても帯に短したすきに長しという感じ。どうしてくれようか、これ。期日もそんなにないし…。

最近はセキュリティがらみのニュースが多いからこういう案件も しょうがないか。

計測データの3次元表示

従来2次元の時系列データをグラフにしていたものを、 今度は3次元のグラフで表示したいという案件がどうやら本腰に入りそう。 この仕事も長いなぁ。 そろそろディスコンかなぁと思っているとなんか新しい話が入ってくる。

先月やった仕事のギャラは

どうなってる? なんか先方が知らん振り状態なんですけど、もしかして ただ働き? ちょっと追加でちょちょいと、みたいな気楽な感じで来て、 あけてみると、動き出してからしちメンドクサイ話がうじゃらうじゃらと でてきた仕事だったなぁ。

去年、最初は2週間ぐらいの工数で、組み込みのモジュールを、というのを ひとつやったんだけど、最初「それはないよ」みたいなことをいっていたのが あとでひっくり返ったり機能追加がじゃんじゃん入って、結局2ヶ月かかった のに、ギャラはきっちり2週間相当分だけ。で、去年の暮れに、今年6月ぐらい に追加で1週間ぐらいでできる修正みたいな話があったのに、5月をすぎて も音沙汰なし。こっちから連絡してどうなってるのか聞いてみたら、その話は なくなったとかいう話し。

で、この話は終わったものだとばっかし思っていたら7月に入ってすぐに 来週いっぱいぐらいでやっぱりやってほしいとかいうことになったんだけど、 これが開けてみたらまたもや面倒くさい話があったり、去年のモジュールにも 仕様追加があったりとかして、なんだかんだいって結局3週間近くかかった。

どうなっちゃったんだろうか。

ネットワークの設定

これも断りきれないところから。

インターネットを新規にいれるときに電話工事の人が社内ネットワークの設定もついでに やってくれたそうなんだが、なんか設定でつまづいてしまってそのままほったらかして 帰ってしまったそうだ。 電話工事の人もパソコンの設定なんかすぐ出来ると思ったんだろうねぇ。 あるいは例によって強引に頼まれたか? こっちの方がありえそう。 でもねぇ、ひとたび引き受けた仕事を途中で帰るなよ。

というわけで明日は朝九時に羽田だ。

こういう細かい話ばかりあると、稼ぎにならないから食っていけなくなるんじゃ ないかと危惧してしまう。来年はいよいよ年貢を払う時が来るというのに。 来週の週末は三重行きだし、今月はやることがたくさん。

なんか愚痴っぽくなっちゃったから、今日はもう寝よう。明日朝早いし。

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おやぁ,ご結婚ですか!? (^^; OOEnkai でお祝いですね!!

Posted by koichik at 2004年08月10日 01:11

おめでとさん。で、いいのか?

Posted by Ryo.Matsuda at 2004年08月10日 09:38

当人同士で合意がとれてるだけ段階で、 まだ具体的にいつどこでどんなというのは全くの未定です。

Posted by yuntanach at 2004年08月10日 23:16
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2004年08月10日

「パニックその後」行動記録/日記

昨日断りきれないネットワーク設定の仕事にいってきたのでその顛末など。

知り合いの会社が、それまでダイアルアップだったのを光ファイバーにして、 ルーターだのVoIPなどを入れ、それまで4台あったマシンがそれぞれ独立して いたのをLANでつなごうということになった。で、NTTの光ファイバーの 配線工事のときにその技術者に(おそらく半ば強引に)4台のマシンの ネットワーク設定をやってもらった。が、なぜか4台のうち3台のマシンが 他のマシンから見えない。

マシンはXPホームエディションでネットワーク設定はワークグループを利用して いるのだが、普通はよほどヘンな間違いがなければ相互に見えるはず。

電話工事の人は結局このトラブルを解決できず、 次に回るところがあるからといって帰ってしまった。 困ったのは残された人たち。 せっかくルーターやらなんやら入れたのに、全然社内LANになっていない。 メールやブラウジングができるだけ。

ていうか、いくら手に余るからといって、途中でほっぽり出して帰ってしまうのは いかがなものかと。

この手の尻拭いをさせられるのもなかなか大変だが、 最初の1時間はなぜこれでホスト同士が見えないのかが分からず焦った。 ネットワークの設定は確かにできているのにNetBIOSのコネクションが 全然確立しない。 ケーブルはちゃんと繋がっている。ブラウジングはできる。 しかし、ピンは通らない。 1台だけはちゃんとなっていて、他の3台から見える。 なのに他の3台は全然駄目。

ふと、気付いたのが、ウィルスバスターのパーソナルファイアーウォール。 こいつが犯人だった。 それまでダイアルアップでつなげていたので、ファイアーウォールの設定は もっともきつい設定になっていた。要するに「自分以外はみんな敵」の設定だったのだ。 おかげで隣の机にあるマシンでさえ通信が遮断されていて、 それでマイクロソフトネットワークが機能していなかっただけだったのだ。 ルーターにはちゃんとファイアーウォールが設定されているので、 いっそのことパーソナルファイアーウォールをオフにしたら問題解決。

その後、社内LANでつかえる程度にファイアーウォールの設定を緩めておしまい。 この手のトラブルは、開けてみるとあっけないほど単純なことが原因に なってるんだなぁとしみじみ。

ところで、この手のトラブルは連鎖するのだろうか。

今朝別のところから電話がかかってきてインターネットに繋がらないとのこと。 昨日のとは別のところで、もうちょっとだけ大きな会社で一つの部署に 20台ほどマシンがあるようなところで、社内のファイルサーバーとかの 管理を引き受けているところから緊急コールが。 ほんとうはこういう開発と関係ないところの仕事はあまりやりたくないのだが、 ここもいろいろなしがらみから断りきれなくてやっている。 ここは半年に1度ほどウィルス騒ぎとか今回のようにネット断絶騒ぎとかがある。

やっぱりある程度の規模になったら、社内LANの管理を完全に外まかせにしちゃダメなんだよねぇ…。 専任でなくていいからとっさに対応できる人をやとってくださいとお願いして いるのだが、どうもそうはならない。

で、いってみたら、ADSLのモデムが死んでました。 幸いな事にモデムは買取でなくレンタルだったのでNTTに電話して事なきを得た。 が、NTTが来るまでの4時間ほどなんにもすることがなくて暇だったなぁ。 かといって技術的な話になるだろうから帰るわけにも行かず、 結局早川のSF読んで時間潰してました。

NTTの人が来たら、モデムを新しいのに替えて、一件落着。30分ほどで終わりました。

今週やるつもりでいた仕事の予定の2/5がすでに別の用事でつぶれたわけか。 OOEnkai金曜日夕方までに終わらせるにはあと二日半か…。 こういうときに限っていろいろかさなることがありがち。 けっして自分のマシンだけは落ちませんように。

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2004年08月22日

「三重」行動記録/日記

土日と私用で三重県に行ってきた。

婚約者の実家が三重で、土曜の晩は泊めてもらう。

日曜日、伊勢神宮に連れていかれる。 泊まることになったとき、伊勢神宮に行ったことあるかと聞かれたので ないと答えたところ、がぜん張り切られてしまう。

何百年もの歴史ある場所を訪れることは、それなりに有意義ではあった。 とくにおかげ横丁は面白かった。

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2004年08月24日

「回転ベクトル表示ソフト」行動記録/日記

かれこれ7年ほどおつきあいのある大学病院のお医者さんから、 新しい仕事の話が舞い込む。

なんでも計測したデータをもとに作った回転ベクトルを3Dで表示したいということ。

最近の眼球運動の研究では、回転を表すのに四元数を使うのが流行らしい。 四元数は有名なところでは量子力学などで素粒子のスピンを表現するに使われている(らしい)。 アポロ計画で宇宙船の姿勢制御でも応用された。 最近では、プレイステーション2で3Dモデルの表示にも使われている。 もちろんウィンドウズのDirect3Dにもサポート関数が用意されている。

ところがこの四元数は、もともと理論物理で発展してきた数学であるので、 勉強しようと思うとなかなかひとすじ縄ではいかない。 単純に3Dモデルの表示に使うだけなら公式に当てはめるだけですむのでなんともないのだが、ちゃんとその意味や論理背景から把握しようとするとたちまち難しくなる。 いちいちテンソル解析やらスピノールやらといった理論物理の概念が満載なのだ。 そういう部分ではハードルが高い分野であると言える。

それが医療分野でも眼球運動の研究に四元数を利用する研究者がいるらしい。 教授も論文を読んでいて四元数に関する部分は適当に素通りしていたらしいのだが、 どうやらそうは言ってられなくなったということらしい。 ここ2年ぐらい、そんな話がちらほらでていたのだが、 正式に仕事の依頼にはなっていなかった。

というわけで四元数による回転ベクトルを3Dで表示するソフトと、 四元数の数学的背景に関するレクチャーをやることになった。

期限は1ヶ月。これから四元数を勉強だ。大丈夫だろうか…。

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2004年09月01日

「自作SSLモジュール」行動記録/日記

仕事の打合せで横浜に行ってきた。この会社とは2年ぶりぐらい。

孫請けの開発の話なのだが、毎度のことながらこの元請けは考え方が昔風である。 そこが作っている周辺機器との通信にSSLを使うのだが、現状の試作の段階では OpenSSLを使ったそうだ。ところがライセンスなどの絡みや、大会社はソースコードを 自前で持つのが好きであるとかいった理由から、SSLを実現する自前のモジュールが 必要であるということらしい。ただし、自前といっても全くスクラッチから 作るのではなく暗号化のコードはIEのものを使うような中間モジュールが欲しいとのこと。

というわけで急きょSSLやTLSの規格書を読み始めているところ。 細かいところがややこしくてわけわからん。

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2004年09月11日

「家族間の食事」行動記録/日記

今月は敬老の日があるので、婚約者の両親が孫の幼稚園のイベントに三重県から千葉にでてくる。このチャンスに、うちの両親も東京に呼び出して両家の食事会をもつことにした。 歳をとるとなかなか遠くに行くのがめんどうになりがちだし、 うちの父親は10年前にぼうこうを全摘するような大手術を受けており、 お腹からでたカテーテルの先に尿をためる袋をぶら下げているような状態で なかなか遠出ができない。 結婚話はずっと昔からあったのだが、両家の親が接近遭遇できるチャンスはなかなかめぐってこなかったのだ。

そういうわけで新宿西口のみのきちという割烹で会席の場をセッティングした。 当初思っていたより安くすんだし、内容もなかなかよかった。 またいずれ利用させてもらおうと思う。

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2004年09月16日

「SSEにはまる」行動記録/日記

な~んか、計算結果が合わないと悩んでいたら、 3年ほど前に作ったSSEの行列計算ライブラリーにバグがあるじゃないですか。 ちゃんと計算しない!

しかもすげ~凡ミス。

いままで、ベクトルの配列×行列→ベクトルの配列はやったことあったので実績があったけど、 ベクトル×行列×行列→ベクトルという一見してよりシンプルな形の方はやったことなかったのね。

そんなはずない! と思って調べてみたら、行列×行列はSSEのレジスタを破壊するから気を付けるようにと3年前の自分がちゃんと書いているではありませんか。 つまり、そもそも連続技はできなかった、と。

下らんミスにえらく手間取ってしまった。

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2004年09月18日

「WindowsXPの共有はなぜ遅い?」行動記録/日記

先月頼まれてネットワークの設定をしたところから突然緊急の電話が入ってきた。 マシンが立ち上がらなくなったということらしい。

電源をいれて、画面が切り替わりWindowsXPのロゴがでてきて、いよいよ 「ようこそ画面」がでるというところで、また再起動してしまうとのこと。 LastKnownGoodSafeModeでもまったくダメらしい。

電話だとらちがあかないので、翌日に現地に行くことになった。

おそらくOSのファイルがなんか壊れてしまってるかどうかしているのだろうから、 別ブートを作ってそこから作業してしまったほうが早いと思って10Gぐらいの IDEとXPのインストCDをもっていったら、シリアルATAで無意味だった。

しょうがないから、現地にあるもう一台の同モデルのマシンにつないで 中をみてみるとからっぽ。しかも120Gだかあるはずのハードディスクなのに 10Gだと言い張る。こりゃダメっすね。というわけで先方に納得してもらって まっさらの状態にしました。データは肝心なやつは外部ディスクにあるとかで、 できればメールだけは復旧したいとか言っていたけど残念な結果に終わってしまった。

そしたら、ついでに共有フォルダーにアクセスするたびに待たされるのをなんとか してくれとのこと。そんなのこっちに言われても、如何ともしがたいのだが、 たしかに、フォルダーを開こうとするたびに数10秒待たされてしまう。 それはあんまりなので、パケットモニターを入れてみてみたら、なんかひっきりなしに NetBIOSがらみのパケットがじゃんじゃん流れていて、それでいて何も進んでいない ような感じに見えた。おそらく、通信相手がみつからないんだろうなぁ、とそんな感じ の状況でした。ならばというわけで、ためしにDHCPを止めてetc/hostsにじかに 設定したところすいすい動くようになった。

本当の原因がわからずに対処療法でやると、後々困ったことになりかねないので、 あまり乗り気ではなかったのだが、そのすいすい動く様子をみて先方がえらく感動 してしまい、ぜひこれでやってくれとのこと。しょうがないのでそこにある マシン4台すべてに同じ設定を施し作業終了。

今日は久しぶりに1日まるまる休んでもバチはあたらんだろうなどと思っていたら、 こんな感じの1日だった。

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2004年09月23日

「Direct3Dなんか嫌いだ!」行動記録/日記

なにをやるにつけ、もろにハードに依存した設定が多過ぎる。

計測したデータを3Dのグラフに表示するわけなので、 表示するものは範囲を表す曲面以外は軸とかベクトルとかばかりであり、 基本的にワイヤーフレームになる。

あるベクトルが曲面を通過するような場合、そのベクトルが曲面の内部を 通過している様子を表示したいので、当然その曲面は半透明になる。 これは、曲面にアルファ値を設定するだけでこと足りる。

しかし、その通過するベクトルがただのアルファブレンディングだと 色の組み合わせによっては見えずらくなる。これではまった。

結局マテリアルにエミッシブカラーを設定すれば、ベクトルが自ら発光して くれそうで、それならうまくいきそうだという ところまでは調べがついたのだが、エミッシブカラーを設定しても ベクトルが全然発光してくれません。

デバイス側でRenderState()でしかるべき設定をしてやれば良いのだが、 このRenderStateがマジで多いすぎ。17グループに77種類ある。 これを探していくので、もうなんか1日分のエネルギーを全て 使い果たした感じ。ちょっと大げさか。

ラインの色のでかたをちょっと変えようと思っただけで、 ライトニングがいろいろと関係してくるのはちょっとうざい。 かといって透過色をうまく使おうと思うと、やっぱりライトが必要になる。 ならば、もうちょっと楽に解りやすく設定できるようにはならないのだろうか。 今はまだプログラマブルシェーダーには手を出してないが、 なんとなく先がおもいやられる。

いずれはコンピューターの表示も3Dが当たりまえになると考えてずいぶんたつ。 仕事でない部分ではぼちぼちいじって遊んでいたが、今回はちょうど良い機会だから 仕事として受けてしまったわけで、これがちゃんと後々のこやしになってくれれば良いのだが…。

神保町いってなんか参考書でもないかと思っても、 どの本をみてもDirectX関係だとSDKのサンプルを解説しているだけか、 さもなければゲームのことばっかり。 今回はさすがに根をあげて本屋にいってしまったが、 こういうときにはやっぱり役にたたないねぇ、和書は。

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2004年09月27日

「メディアとしてのインターネット、テレビ越す人気」行動記録/日記

メディアとしてのインターネット、テレビ越す人気
米国の調査で、メディアの中で最も人気が高いのは
インターネットであることが判明した。
2位のテレビに10ポイント以上の差をつけている。

これはアメリカでの話だが、こういう状況になるのも以外に早かったなぁ、という感じがする。

5年ほど前に、とある番組プロダクションがストリーミング映像の配信をやりたいというので、ちょっと首を突っ込んで以来、この分野のことは気になっていた。

2年程のあいだは製作にもちょびっと関わったりとか(カメアシみたいなのもやった)、婚約者がドキュメンタリー映像の助監督でドキュメンタリーでは第一人者であるような人の「最後の弟子」だったりするので、普通は見えない部分も少しは覗くことができた。で、思ったのが、日本の映像製作の現場は意識の上では非常にローテクで音声とかVEの一部を除いて基本的にはIT業界とは水と油みたいなところがあり、なかなか内部から変わるのは難しいだろうなぁなどと考えていた。

だから、こういう外部から流れ込んでくる動きがあると、面白くなりそうだと思う。

うちなんかテレビがないので、ドラマとか芸能の話ははっきりいってシュメール遺跡のくさび形文字の解読より難しいのだが、ニュースだけはストリーミング映像でしっかりみている。NHK、日テレ、TBSなど1日の間に7つのニュースサイトの定時放送を観ているし、「ありがとう浜村淳」なんかはいつも楽しみにしている。そういうわけで地上波など届かなくとも、いっこうに困らない。

ドラマなんかも人のうちにいったときに目にするが、はっきりいって映像的にもストーリー的にも作りが雑なのばっかり気になって、ちっとも面白いとは思わない。バラエティなど時間のムダ。本を読んだり、ロードショーを観るほうが、よっぽど有意義な時間を過ごすことができる。まぁ、こういうのは極端なんだろうけど、そういう方向への動きが少しは見えるようになってきたというところなんだろう。

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2004年10月05日

「まるで神が降りてきたかのように」行動記録/日記

この1週間ほどは異常に集中して仕事していた。 ここしばらくはここまでテンションが上がったことはなかったように思う。 とくにこの金曜の夜から火曜の明け方までの3日間半で、 途中半日程用があって中座したのだが、 ふつうだったら3週間分ぐらい捗ったのではないだろうか。

別に納期が迫っているとかいうことではなかった。 なにかわからないけど異様に調子が乗ってしまったのだ。 そのかわり身体中のエネルギーをすべて絞りだした感じ。 さすがに昨日の晩は墜落型の睡眠だった。 今日は夜からOOEnkaiなのでタイミング的にはちょうどよかった。 このモードを維持する条件に変なふうに中断しないというのがあるからだ。

20代のころはけっこうしばしばこういう状況になれたものだが、 30代に入ってからはだんだんそういうのが減り、 40に手が届きそうないまでは半年に1度あるかどうかという感じである。

あまりからだに無理をかけすぎのも考えものではあるが、 こういう状況を意図してつくる方法というのはないものだろうか。 多少は怪しいのでもかまわないのだが、なにかスイッチを入れたように そういうハイコンセントレーションモードに入れるようになる良いのだけど…。

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2004年10月06日

「身体検査」行動記録/日記

昨日のOOEnkaiに行く途中、新宿のサブナードを歩いていたら、 突然後ろから肩をたたく人が。

もしかしてOOEnkaiに行く途中の人かなと思って振り返ると、お巡りさんでした。

曰く、刃物を持っている人を警戒中なので身体検査させてくれ、とのこと。

素直に応じたら、どこからかもう一人のお巡りさんがいつのまにかでてきて、 二人にはさまれて、ボケットの中身をはじめとして、 腰にぶら下げている鞄みたいなやつの中身まで全部だしたりして、 かなり徹底的に調べられてしまいました。

15センチのアクリル製の物差しをみて、これはなにに使うのかとか、 えらく間抜けなことを聞くし(あれが刃物に見えるのか?)、 しゃちはたの認め印は蓋を開けて本当にしゃちはたかどうか試してみるし(もしかして護身スプレーかなにかだと思った?)、 鞄のポケットをなかをほじって 隠しポケットはないかとか10分ぐらい調べられてしまいました。

あの界隈なら、お巡りさんが警戒してくれるのは大歓迎なのですが、 公衆の面前で突然刃物を振る回すような危険な人物にみえてしまったの だろうかと思うとちょっとめげる。

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このネタって宴会中に話してくれてたんですか? 全然知りませんでしたよ.貴重な体験ですねぇ~. 悔しいなぁ,もう少し遅く行けば,その様子を見ることが出来たかもしれないのに!!

Posted by koichik at 2004年10月07日 22:48

宴会のときも喋りました。だれに喋ったかまでは憶えてません。

身体検査の間、横を通る通行人に視線がいかにも興味津津で、ちょびっとだけ犯罪者気分を味わうことができました。

Posted by yuntanach at 2004年10月07日 23:09
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2004年10月07日

「ネット不通と接触不良」行動記録/日記

今日の10時ごろの話。 これから客先へ出かけようというのに、インターネットがダウンしてしまってメールチェックができない。 しょうがないのでそのままほっておいて出かけたのだが、帰ってきたら直っていた。

プロバイダーの障害情報をみるとどうやらNTTのせいである、と。 で、NTTのサイトをみてみたら、Bフレッツとフレッツ・ADSLは9時半ごろから 11時過ぎまで不通であった、と。 うちのルーターのログをみると“Session Table Full.”だそうで、これが1秒間に 20~30回ぐらい発生していた。どういうことだったのだろうか。ちょっと興味がある。

出先では打合せなどをしてそのあと、 ちょっと高速度カメラの様子がおかしいのでみてくれとのこと。

データのプレビューはできるのだが、保存ができない。 カメラのソフト側の設定を見直してみたり、 いろいろ調べてみるが全く解決の糸口が掴めない。

そういえば、開発中何度か熱暴走してたな、などと思いだす。 最大性能だと1秒間に1万枚の画像がとれるやつなのだが、 1万枚のスピードにするときには20分以上連続して使ってはいけないと注意書きにあった。 あまり早くするとCCDのスキャンラインが熱で飽和して画が飛んでしまうので、 連続使用ができないわけだ。 現場では実際には数百枚のスピードでしかとらないので、 スペック上はいけるはずなのだが、開発中の経験則では実際には1ヶ月の間に 10~15回ぐらいは熱暴走していた。

今回も熱暴走だとやだなと思って、おかしくなりはじめた状況を聞いてみると、 別にそんなに長い間使っていたわけではない。 今日も同じ障害は発生しているのだが、10分ぐらい前に起動したばかりだ。 1時間ばかりいじってもらちがあかず、 こりゃなにか新たに熱対策をしないとダメかなぁ、などと思い始めたのだが、 基本に戻って電源周りから順番に調べなおした。

するとカメラのコネクターがぐらぐらじゃないですか!!!

螺がちゃんと締まってない。350万円もする高速度カメラになんてことを!!!

これって年間の生産量はたかが知れてるんですよ? 壊したらしばらく実験はお預けに なっちゃうんですよ?

結局、なんか移動かなにかをしたときにはずして、ちゃんともとに戻さなかったみたい。 コネクターが半分抜けていて接触抵抗が大きくなってしまっていたのでしょう。 プレビューはフレームを間引いてせいぜい10fpsぐらいでしか撮ってないので影響が なかったけど、ちゃんと撮る時は同期信号かなにかのインピダンスが高くてデータがとれなかったというあたりが原因のようでした。

患者のデータは1セット失ってしまったが、 治療のためではなく研究材料のデータだったのでとりあえずはお咎めなし。 解決してよかった。

今日はハードのトラブルの日なのだろうか。もうなにもありませんように。

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2004年10月11日

「MIMEヘッダーにあるX-IPとは何?」行動記録/日記

とくに10月に入ってからスパムが激増している。 PerlのスクリプトでReceivedフィールドをみて、 ブラックリストと合致したメールはヘッダー部分だけ記録して 問答無用でメールボックスから削除しているのだが、 はっきりいっていたちごっごできりがない。

ここ1ヶ月では毎日平均して16通がこれで削除されていて、 明らかにこの半年ぐらいでは徐々に増加傾向にある。 そして3日に1度くらいのペースで新たに数個のエントリーが、 10月に入ってからは毎回10個づつぐらいのエントリーが追加されている。 ただ、追加したエントリーの個数と削除する個数の増加を考え合わせると、 実態としてつぎからつぎへと新たなIPが追加されているだけで、 ブラックリスト方式でやるのは無理がある。 当初はIPアドレス単品の登録だったが、最近ではwhoisで調べて2~3回同じレンジの IPから受け取った場合はそのレンジ全体を登録しているが、 毎日律義に数通つづ送ってくる一部の常連以外は、 あまり効果はでていないようだ。

で、なにか共通点はないものかとみていて気がついたのがX-IPフィールドであった。最近のスパムのヘッダーによくみるX-IPフィールドとはいったい何なんだろうか?

Xで始まっているので、基本的に勝手につけていいフィールドであるはず。 フィールド名はIPとあるし値ももろIPアドレスなので、 そういった意味なんだろうが、 いまいちどういう意図のフィールドなのか判断に苦しむ。 whoisで引いても存在しないはずのレンジのアドレスだったりして、 どういう規則によってつけられているのかがわからない。

いまのところ、受け取ったメールのなかではスパムにしかこのフィールドはないようだ。 当面の間は、このフィールドを持つメールはとりあえず候補として記録して メールボックスからは削除してしまう設定にしてみようと思う。 だけど大事なメールを削除してしまうのはこわいなぁ…。

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2004年10月16日

「体調不良」行動記録/日記

朝起きてなんか身体全体がだるくて身体中の関節がなんとなく痛い。

たぶんこれは風邪のひき始めだ。

というわけで今日は一日中寝て過ごした。 というか、寝なおして目が覚めたら昼で、さらに寝なおしたらもう夜だった。 とりあえずは復活したっぽい。 調子がよくないときは、無理にでも詰め込んで食べて、そして寝る。 これに限る。 おかげでこの10年まったく医者いらず。薬もほとんど飲まない。

今日は幸いな事に外に出る用事がなかったからというのもあるが、 平日に一日中寝ていられるのも、自営業の利点のひとつであろう。

今週の金曜日はやっつけ仕事の話も舞い込んでこなかったので、 明日も少なくとも気分的にはゆっくりできる。 実は金曜日の夜というのはたまに戦々恐々とすることがたまにある。 金曜日になってから「来週の週明けまで…」みたいな話がダブることがよくあるのだ。 そういうのって要するに「世間様のいう週末に働けってことですか?」ということなのだが、 こればっかりはそういう商売なのだからどうしようもない。 10年以上もやってると平日週末の感覚は薄れてくる。

そろそろ紅葉の時期なので秩父あたりにトレッキングがてら札所巡りにでも行きたいなぁ。

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2004年10月23日

「X-IPのその後」行動記録/日記

「MIMEヘッダーにあるX-IPとは何?」で謎のMimeフィールドであるX-IPでスパムが区別できるかもしれないと書いた。

ほぼ2週間たって実際どうであったのだろうか。

次のグラフはこの10月11日から10月23日までの約12日半のスパムの状況である。

/yuntanach/blog/000073.gif

グラフの 下側の紫のラインは自動削除からもれたメールの数、 上側の青色のラインは自動削除ツールが削除したメールの数、 そして下側の緑色のラインは削除されたメールのうちX-IPを含んでいたために削除されたメールの数である。 この2週間自動削除からもれたものがあっても自動削除ツールに登録していない(普段はだいたい週に2回ほどやっている)。

過去1ヶ月とくらべるとやや自動削除されたメール数が増えたような感じがする。 一方、削除もれはその分だけ減ったという感じである。 というより、X-IPで自動削除された分のおかげで削除漏れが半減している。

自動削除の内訳は次の通りである。

X-IP53X-IP単独のものは約半数の26
常連125常連その1は111個、その2は14個
偽HELO17SMTPのHELOコマンドで自身を偽っている
RFC850違反2Message-IDが規約違反
その他42 
合計230個全652メール中230がスパム!(多すぎ!)

合計が合ってないのは、重複してカウントされているものがあるからである。 この半年で常連の数が徐々に増えているのが気になるところだが、それはちょっとおいておく。 X-IPで削除されたメールで、実際にスパムでないメールはゼロだった。

結論として、X-IPフィールドの有無でスパムかどうかを見分ける方法の効果はずいぶんとあるということである。 これまでスパムを受け取るたびにいちいち登録していたのだが、 新規登録かどうか調べwhoisでIPのレンジを調べ場合によっては 登録済みのエントリーのIPレンジを広げるといった、 その、きわめてかったる~い作業の手間がかなり省けた。

問題は依然としてX-IPの用途が不明であるということだろう。 いまのところは、スパム送信ツールかスパムを許容するISPのMTAがつけているのだろうと推測できることぐらいしかない。 検索してもX-IPの意味は調べる事ができなかった。 X-IPの存在に気付いたのはつい最近のことだが、 ログを調べて過去の削除状況をみてみるとこのフィールドが現れ始めたのはだいたい夏ごろからである。 おそらく最新のスパムツールが使うようになったフィールドであろう。

一番恐いのはX-IPフィールドの用途が極めて善良なもので、 あるときから突然自分宛のメールを軒並み削除してしまうことだ。 不気味な存在ではあるが、 いまのところはとりあえず実害がででないのでよしとしよう。

しかし、今回の調査で3人の人間からの合計6通がスパムでないのにスパムと判定されてしまっていることがわかった。 念のため過去のログも全てあさってみたが他にはなかったようだ。 ちょっと安心。

これらはどれもブラックリストにのったIPレンジから発信されており、X-IPフィールドがあるわけではない。 単純にかつて何度かスパムが発信されたIPのレンジと同じレンジから発信されたメールであるというだけだ。 ただ、どれもメーリングリストで送られてきたものであったのであまり実害はでていない。 ホワイトリストへのエントリーの追加方法を少し改良する必要がありそうだ。

追記:

月曜日になってから、この2週間で削除もれになっていたスパムを整理した。 X-IPのおかげで大方は半減しているはずなのに、 土曜日以降なぜか大量のスパムがたまっている。クソッ。

調べてみると、その増分のほぼ全部が同じところから来ている。 そんな一挙にまとめてスパムを送ることもないだろうに…。 スパムを送信すると小銭が稼げるという今の仕組みがあるかぎり亡くならないんだろうなぁ。 かんべんしてよ>中国

IPレンジは61.191.0.0-61.191.255.255で、 NetNameがCHINANET-AHで Anhui province network China Telecom CN というところだ。 で、このレンジは、どうもnslookupとかwhoisとかで調べた内容がおかしい。 検索する内容によってはもしかしてDNSもおかしくないかい? 思い違いだろうとは思うが、プロバイダーによる組織ぐるみの送信が行なわれているのではないかと疑いたくなってくる。

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2004年11月10日

「ビデオ配信できたらいいのに」行動記録/日記

いるかさんのところでやっているからさわぎってインターネット上のストリーミング技術を使ったビデオ配達できないんだろうか。需要はありそうな気はするが、セミナーは無料だそうだからむずかしいだろうなぁ。

時間があればいってみようと思っていて締め切りになってしまったので今回はパスするのだけど、三つのトラック全てをみてみたいと思った。 そう思うのは、おそらく私が全然畑違いの人間で同じソフト業界でもJ2EEとは無縁な領域で仕事しているからというのもあるのだろうと思う。

婚約者が映像業界の人間だし、自分もちょっとだけカメアシのまねごとみたいなことした経験からすると、1トラック1日あたりカメラ1~2台で1人で撮るとするとどんなに安く見積もってもプロにお願いすればお友達価格だとしても機器のレンタル料を含めて8万はかかる。おそらく撮影会社に発注すれば劇安で10~15ぐらいするだろう。そもそもこの手の仕事だと撮影会社はグロスで頼まないといやがるだろう。3トラックだと30万からということになる。どういう規模でやっているセミナーなのかよく判らないが、独立したプロジェクトだとして単品ベースで200人を集めるようなものだと、このコストは道楽の範疇に入ってしまうのではないかと思う。

このあたりうまくできるようになれば事業としてなりたちそうなトピックなので この2~3年なんか良いアイディアはないかと思いながら結局なにもしていないだが、 ボトルネックは映像業界の金銭感覚が他の業界と1桁ずれている点で、これがもっとも厄介だ。

いやというほど実感したのだが、映像は撮影にしろ編集にしろ、それなりに経験をつんだ人間でないとダメだ。 こういう話をすると必ず「自分は映像の撮影はなかなかうまい」という人がいるが、 やはりプロとアマの能力の差は歴然としている。 どの分野でも同じだけど、中身がわかるようになればなるほど、そういう差を認識できるようになる。 逆にいえば、本業でない人が自らを「うまく撮れる」なんていうこと自体が、 その人が素人であることを暴露していることになる。

映像には、素材を撮影する段階で、その素材中にどういう意図で編集されるかが織り込まれてしまう。 だから、そこには一種の文法のようなものがある。映像の文法だ。 編集するヒトがその意図を読まなければ、良い映像がつくれない。 逆に撮影する人や監督とか撮影させる人は、どういう意図があるのかを 編集する人が理解できる形で映像中に織り込まなければならない。 映像の言語だ。 で、問題となるのはその映像の文法なり言語なりは経験を積まなければ 絶対に身につけることができないことなのである。 英文法の教科書だけでは英会話できるようにならないのと同じ。 素人とプロの差というのはそういう部分に現れる。

一応、映像の文法を解説した教科書はある。 とくにアメリカの映像業界では大学での教育分野としてなりたっている。 だからそういう本を何冊かよんでみたが、当然ながらそんな具合いに教科書を読んだぐらいでは現場で使えるようにはならない。 コンピューターの世界でも同じだが、最低でも5年、10年ぐらい下働きで やっと半人前というところが普通の人だろう。 才能のある人で30代ぐらいから芽がではじめる。

そういうわけで、はやりちゃんと人に見せられるようなものをつくるにはプロに手を貸してもらう必要がある。 ところが、この人たちは人件費が高い。 人件費が高いだけの仕事はしてくれるのだが、 それだと頼む側が、とくに拡販に関係した内容だったりすると、 ペイしないケースが多い。 いままで3つの仕事が結局立ち消えになってしまっている。

セミナーの撮影なんて、最初の挨拶が終わったらスクリーンにカメラ固定でやるだろうからあまり関係はないだろうとは思う。 資料なんてパワポかなにかを別途ダウンロードすれば良いので、 むしろ音声が重要になる。 こういう対象なら、カメラ数台に二人で撮影で十分いけるんじゃないかとも思ったりする。

こんな具合いに、ソフト屋のサイドビジネスとしてけっこう真面目に事業化を 考えたりしたこともあったのだが、損益分岐点がいまいちはっきりしないので 未だ継続的な事業としては実現していない。 この手の決断力と行動力の違いが、経営できる人とできない人の違いなのだろうか。

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「映画『アイ、ロボット』」行動記録/日記

実時間も脳内時間も余裕がないのだが、煮詰まっていてもなんなので、気分転換もかねて観にいってきた。

ストーリーがちゃちすぎ。あれじゃあ、アシモフも草葉の陰で泣いている。

アシモフのエピソードをいくつか都合よく合成しただけという感じで、練りがたりない。 しょっぱなからつぎはぎ部分がみえてしまって興がそがれた。

まず第一に三原則を破る事ができるロボットをどうやって作れたのかについて、 まったく説明らしい説明がない。 原作では、最後の謎解きで三原則にまつわる緻密なロジック展開があっぱれなのに、 映画ではそういうところがない。

映画のなかのエピソードに、事故にあった被害者を助けるロボットが、 救助の成功確率45%の刑事を救い、11%の子供を見捨てると いうのがある。が、アシモフだったらそういう話の展開にはしないだろう。 11%にしろ人間に危害が加わる可能性がある以上、 ロボットは第一原則に束縛されてそこを離れることができずに、 なんらかの機能障害を起こすとか、だれもが予想していなかった 行動をとるとするのがアシモフ流だと思う。

次に第ゼロ原則の成立過程をあっさりスルーしすぎ。 上位の原則を自ら作り出せるということは、そこにはなんらかのブレークスルーなり パラダイムシフトなりがあったわけで、それがいかにすごい事なのかが表現されないと 「あ、そう」って感じで終わってしまうだけになる。 あれじゃあヴィッキーは権力欲に目がくらんだどこかの自意識過剰な 偽善者と変らないような極めて人間的な悪人でしかない。

そして、三番目で最後で最悪のは、ロボットを悪者に描いているところ。 いくら操られているからといっても、あるいは第ゼロ原則があるからといっても、 やはり積極的に意図して人間に危害をくわえてしまってはいけない。 アシモフの世界では、三原則があるがために ロボットはとことんまで善でなければ、 それはアシモフのロボットでないと、そう思う。

これではアシモフが好きな人は納得できないだろうなぁ。

もっとも、さすがウィル・スミスのアクション映画だけあって、 SFX満載の映像の迫力はスピード感の相乗効果もあって、 充分見ものであったと思う。 ただ、ちょっと奥行きがたりなかったかな、と。 すぐに思いつくのではスターウォーズのエピソード1がそうだったが、 ああいうふうにロボットがずらっと並ぶようなシーンでは、 引いた画で奥行きがあるからこそ迫力がでるのだ。 他に街中の雑踏なども、もうちょっと引いた画で近未来的なところと 現代的なところが交じり合っている部分を 俯瞰するようなものがあったほうが臨場感がでただろうと思う。

夢を見る能力が心につながるというのには、その世界観にちょっと安心。 サニーは兄弟たちをどこに導くのだろうか。

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2004年11月16日

「デスクトップ緑化計画」行動記録/日記

最近異様に目が疲れる。 目の裏側あたりと首の後ろのほうとかが、すぐ痛くなる。

そしたら、ディスプレイを暗くしたり、画面のデザインで色設定を緑色ベースにすれば、目に負担がかからないので良いと話を聞いたので、さっそくやってみた。 ディスプレイのブライトネスとコントラストはすでにもうかなり弱く設定してあるので、今以上に暗くするのはちょっとためらう。 となれば、あとは画面のデザインの調節だ。 タイトルバーとか背景とか、とにかく色を指定できるところは全て緑色ベースに変更してみた。 ついでにエディターなども背景を緑ベースにして画面が極力緑色になるようにしてみた。

で、設定していて思いだしたのが、自分は色盲であること。 色が全く分からないのではない。 というより、自分では分かっているつもりなのだが、 検査すると色弱ではなく色盲と判定されてしまう。 いままでこれで困ったことや不便だったこともないし、 これを理由に進路が閉ざされたとかいうこともない。 自分が色盲であることを認識するような場面にでくわしたことも 生まれてからいままでで数回しかない。

第二色盲なので、緑色の認識が不完全かなにかで、 そのところで見えかたがふつうではないはず。 一応、RGBの値で設定しているので緑色になっているはずではあるが。 正しく緑色ベースのデスクトップになっているものなのか、 本当のところは自分では自信をもって判定できないというのがちょっと難だ。

こういう人間の場合に、緑色ベースのデスクトップにして、 果して疲れ目への効果はあるだろうか。

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2004年11月17日

「御見積書」行動記録/日記

10年来のお付き合いのあるところが、見積り書をだしてくれというようになった。 何年か前から、外注には見積り書を要求していたそうだが、 私のところはそういうシステムになる以前からのつき合いであったので、 先方で代りにやってくれていたそうである。

昔は仕事が終わったあたりでお金が振り込まれていて、 請求書をだしてといわれてそれですんでいた。 請求書をださないままに入金があったりして、 双方で忘れていたもんだから売上から洩れてしまい、 後に税務調査が入ったときに追徴されたりもした。 さすがに青色にしてからはそういうことはないが。

永年フリーでやってきて、延べだったら10社は越えていると思うが、 現在は4社が継続的に仕事上のおつきあいがあるが、 実は見積り書を要求されたのは今回が初めてである。

で、見積り書に何を書いたらよいものやら困った。

見積りといっても、こちらが金額を提示したわけではない。 「いつごろまでに、こんなことを、いくらぐらいでやってほしい」というので、 「やりましょう」となっただけ。 永年のつきあいがあるところだと「できません」とはなかなか言えない。 今回はずいぶん働かせてしまったから、次回はちょっと色を付けますとか、 その逆とかでお互いに融通しあってきた面もちょっとはある。 もちろん、相手もとんでもない無茶や、実現可能性の低いことは頼んでこない。

だから見積りも相手の言い値がこちらの見積り額になる。

私の仕事のようにニッチなところにどっぷりはまっている場合、 見積りというのはどういうふうにしたら良いのだろうか。 わからない。

だいたいから、仕事が始まる当初のうちは、アバウトかつ詳細不明な話がほとんどである。 4次元のベクトルを画面に3D表示するソフトとか、 携帯カメラの画像から背景画像をとり除くソフトとか、 OpenSSLとコンパチだがウィンドウズのセキュリティ機能だけで実現するスタックとか、 最近のものでもそんなのばっかりだ。 かつてやった仕事でも、戦闘機とか原子力プラントのX線写真の自動解析技術の確立の ための試験研究とかで、研究の結果ボツになり、結局ソフトとしては世にでなかったもの とかもある。

結局、最初に仕事の打診があったときの「いつまで、いくらぐらい」だけが 確定した要素で、あとは全てそれにあわせていくことになる。

こういう具合いに、やってみてその結果で次がきまるような仕事の場合、 見積りというのはどうあるべきなのだろうか。 こういった仕事であらかじめ工数が見積もれるのなら、 その方法を是非知りたい。 果たして人月計算から解放される日はくるのか。

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2004年11月20日

「e-文書法」行動記録/日記

e-文書法が19日国会で成立したとのこと。

いわゆる電子ファイリングシステムに関連したソフトの開発にかかわったことがあるので、 eJapan戦略などちょっとは気になっていた。 この法律は他の法律の上位に位置するので、一挙に文書の電子保存ができるようになるらしいので、 政府にしてはめずらしく気配りがなされているように感じた。 実際どうなるかは乞うご期待というところか。 現場では抵抗するところも多いのではないだろうか。

自分に直接かかわってくる税務に関しては3万円未満が電子保存できるようになるらしい。 だが、証明方法をどうするのか具体的な話が見えてこないから、今後注意してみていきたい。

文書をスキャナーなどにとりこんで電子的にためこむだけなら、 医療画像のように大量の巨大データでなければ、 それはいたって簡単な話である。 問題となるのは、電子化したデータの証明の部分で、データが同じかどうかとか 改竄がないかどうかとか、そして、そういったことをだれがどうやって証明するかという 部分がキーポイントとなる。 だから認証サーバーの提供などもちゃんと考えられてなければ意味がない。 しかし、領収書をスキャナーで取り込むたびに証明のためにどこかにお金を払うのも嫌だ。 できれば政府主導でやってもらいたいもんだ。 住基ネットなんかよりよっぽど社会に密接にかかわってくるはずだと思う。

また、例えば税務関係とかなら、領収書など個々にしろ総量にしろデータ量はたいしたことないが、 検索とかについてもけっこう重要な要素になるだろうと思う。 ソフトの開発側としても利用側としても、そんな場合にはDBMSの利用が前提になるだろうが、 例えば税務調査で5年前のデータを見たいとか突然いわれて閲覧環境の不備などで慌てるのもこまる。 そういうわけでXMLなんかは、データの扱いの面でトレードオフとして最適解の一つとなるだろう。 昨今のDBMSはXMLの外部データをそのままデータベースとして利用するにはどの程度の手間を 必要とするのだろうか。 ワードとエクセルを触った事あるていどの事務のおやじとかでも 簡単に扱えるようなものであれば良いのだが。

今回の動きは、とりあえず法律面での外堀が埋まるメドがついたというところだろう。 天守閣まではまだ遠そうだ。

参考:

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2004年11月22日

「ホイール付き光学式マウス」行動記録/日記

何年か使っていたホイール付き光学式マウスが壊れてしまった。 ホイールが空回りしてしまうのだ。 かなりフラストレーションがたまる。

マウスは、まったく使わないか、そればかり使うかのどちらかである。 仕事上、ソースコードをいじる時間がほとんどなのだが、 エディターにはviを使っている。 viがデスクトップ上にでている間はほとんどマウスは使わず、 マウスを使っている間はviがでていないといった状況になっている。

viを使うのは昔Unix上で仕事していたときの名残なのだが、 一時期Emacsに転んだことがあった。 しばらくのあいだは、かなりはまり込んで「Emacsサイコー」状態で、 会う人会う人にすすめたりもしていた。 当時はサラリーマンだったのだが、上司がちょっとアレな人間で 彼曰く「emacs使えなければ技術者にあらず」とおっしゃる。 それに反発してemacsを使うのは止めた。

後にもっぱらDOS上で作業するようになるのだが、 自分の指にあうエディターがなくてしばらくは不自由な思いをした。 結局UnixのフリーのviクローンをDOSに移植して使うようになった。 DOS上に移植したEmacsなど使うわけもない。 というのも、当時、仕事で組んだやつがこれまたアレなやつだったのだが、 そいつが「Demacs万歳」のやつだったからだ。 若い頃は元気があった。 結局当時のviクローンをWin32用に移植したものを今でも使っている。

そういうわけで、キャラ端ベースの作業が中心になり、 ソースも自分で持ってるわけなので、 キーボードからマウスに手を動かさずにすむようにviが改造されていく。 かくしてviで作業している間はほとんどマウスに手を触れなくても すむようになった。

逆に、ウェブの閲覧などではほとんどマウスしか使わないような感じになり、 ページを前後させる場合にはホイールに頼る事になる。 するとホイールが壊れるとすごく不便でしょうがない。 ホイールの重要性を実感してしまった。

とりあえず昔使っていた機械式マウスでホイール付きのやつを発掘して それを使っているのだが、こんどはローラーにゴミを巻き込んでポインターが滑るので困る。 やっぱり機械式の稼動部分のあるものはメンテの面で弱いなぁなどとしみじみ感じてしまった。 昔Sunのマシンのマウスは専用のマウスパッドを使った光学式だったのだが、 これはこれで使いにくかった記憶がある。

今の方式の光学式マウスを考案した人と、それを可能にしたハードウェアによる画像処理技術の進歩に感謝。

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2004年11月23日

「デスクトップ緑化計画存亡の危機」行動記録/日記

デスクトップ緑化計画 を実行して一週間経過した。効果はあったのだろうか。

おそらく一週間程度の期間ではなにか目に付くような効果は でないものなのだろう。 なにか目に見えて大きく変ったということはない。 ただ、気分的に目の裏の痛みがなくなったか減ったような気がする。 単なるプラセボ効果なのかもしれないが。

画面のデザインを変えるなどというのは、おそらく10年以上ぶりぐらいだと思う。 昔Unixで作業していたときはMotifのデザインを自分流にするのにかなりな 労力をつぎ込んでいたのだが、Windowsになってからは しょっちゅうOSをインストしたりするので、そういうことはしない癖がついて しまっていた。インストするたびに設定するのはすごく面倒くさいわけで、 いつしかインストされた状態そのままで使い続けるようになってしまうわけだ。

それより困ったのが自己流改造viの画面だった。

このviは数あるviクローンの一つをWin32のコンソールアプリとして自分で移植したものだ。 コンソールアプリなので、カーソルの色は画面の背景色から自動的に決まってしまう。 デスクトップは緑色にしたので、カーソルは赤色になる。

なんてアクセシビリティの悪い仕様なんだ!!! 

緑色と赤色の組み合わせしか選択肢がないなんて、 「見えにくくてもなくても構わない」といっているようなものだ。

結果としてカーソルがどこにあるかがすぐにわからなくなってしまって、 ちかちかブリンクするのをたよりに画面中を探し回る羽目になってしまった。 それも、ページ移動するたびに、毎回毎回!!

これじゃあ使えない。 1日目でviの画面色の設定を変えたのはいうまでもない。 ところが、その部分ってソース中にハードコードされてるんだな。 色を変えて試してみるたびに再コンパイルだ。 色の設定はレジストリあたりからひっぱってくるようにすべきなのだが、 それにはまず画面が見え易いようにしなくてはならない。

結局、緑色系列を含む色で、もう少しましな色として水色を背景にしてみたが、 多少はましになったのだろうか? わからない。 水色だと緑が入っているので、結局同じ事になるかもしれず、 あるいは青が入っているので目が疲れることになってしまうかもしれない。 あと、カーソルが文字の下側20%のサイズにしていたのを 30%のサイズに増やしてブリンクしているのをもう少し見つけ易いようにした。 これも効果があるのやらもうしばらく使いつづけてみないことには なんともいえない。

デスクトップ緑化計画は、ひょんなところで挫折しかかっている。

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「読書『数学は科学の女王にして奴隷Ⅰ・Ⅱ』」行動記録/日記

これからは読んだ本も日記ネタにしよう。

内容(「MARC」データベースより)
「無限」「26次元」と聞くと戸惑ってしまう。でも、数学者の思考法とは、複雑なものを単純に、ルールに従って運用すること。考え方のコツをつかめば、一見不可解な内容も決して怖くはない。数学への見方が変わる数学入門!

『数学は科学の女王にして奴隷Ⅰ』
『数学は科学の女王にして奴隷Ⅱ』

この本は実は1週間以上前に読み終わったのだが、遡って日記にしてみたい。

面白い本である。そして、広範囲に渡る人に対して役にたつ本だと思う。 いわゆる文系の人でも理系の人でも(こういう区分けが許されるとして)、 ふだん数学と全く無縁であったとしても、 一種の一般教養の延長にある読み物として充分価値のあるものであると思う。 そして多少とも数学になじみがある人には知識の偏りを見直す良い機会になる。

数学の本といってもむずかしい数式などは全くでてこない。 とり上げる内容もかなり古く、最近の話題とはかけ離れている。 その分、むしろ数学の各分野の背景に横たわる数学的な考え方を著者なりに わかりやすく説明している点で読む価値があるといえる。 多くの人がもつ誤解と裏腹に、数学とは数字だけで構成される無味乾燥で 冷血な別世界のできごとではなく、非常に身近な「考え方の学問」である ことが多少とも理解できるならば、著者も大よろこびだろう。

多少癖がないこともない。著者独特の暴言も散見される。 暴言といっても全く害のないものなので、それがかえって面白い。 おそらく著者の数学を通した世界観がとても平和なものであるからだと思う。

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2004年11月25日

「クレーム」行動記録/日記

来年結婚式を行なうのだが、だれを呼ぶかで本家からクレームが入ってしまった。

本当はごく近しい親戚だけで最小限のささやかなものにしたかったのだが、 そうはいかずだんだん話が大きくなってくる。 だいたいから本家分家なんていつの時代の話だよと思うし、 そんなことにこだわるほど由緒がある家柄でもないだろうに。

何年か前に本家の総領がいとこに代替りしたので、 叔父叔母の世代ではなくいとこの世代を中心に呼ぶことにしたのだが、 それがまずかったらしい。 しかも呼ぶ面子も全員ではなく家から一人を基本にした。 父親とはそういうところで了解をとっていたのだが、 田舎にそれは通用しなかった。 しかも事前にお窺いしなかったあたりが引っかかってしまったようだ。 私なんか家系からすればアウトサイダーみたいなものなんだから 細かいことはいいじゃないかとも思うのだが、そうはいかないらしい。 分家というのはどこまででも本家に従うものということのようだ。

急きょ追加で招待状をだすことになり、予算オーバーだ。

来年はマシンを1台新調しようと思ってたんだけどなぁ…。

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「読書『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』」行動記録/日記

帯より
世界幻想文学大賞受賞
『たったひとつの冴えたやりかた』のティプトリーが贈るファンタジイ連作集
──解説:越川芳明(ラテンアメリカ文学)
折込の新刊案内より
世界幻想文学大賞受賞。「わたし」がキンタナ・ローで耳にした美しくも儚い三つの物語。

『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』

ティプトリーというと、CIA創設時のメンバーだったとか、 あらかじめの取り決めで寝たきりになった配偶者を銃で撃ち殺して自分も自殺したとか、 生前は「フェミニズム小説を書く唯一の男性作家」と評されながら後になって実は女性だったことが発覚したとか、 その過激さからプロフィールのほうばかりが注目されてしまうのかもしれない。

が、そんなことはどうでもいいはなしである。 彼女の作品はどれも、その読後感が長く尾を引くあたりで、 自分としてはいつも気になってしまう。 ただ、今回のは感情移入するにはちょっとパワー不足な感が否めない。 ティプトリー唯一のファンタジーというのもあるかもしれないが、 それよりも字が大きすぎとかうすっぺらすぎとか 出版社の最近のあざといやり方が勝ってしまってそう感じさせるのかもしれない。

読後感が長く尾を引くといっても、うまく言葉に表すのは難しい。 彼女の書く作品中の人や物が、 なんらかの意味で周囲から隔絶されているのに、 当人たちが表向きはそれに全く無頓着で何も意識して いないようなところがあって、それがなんとなく引っかかるのだろうか。 なんとなくスクリーンかガラス越しにそれをみせつけられているようで それが気になるのだろうか。

今回の作品もやはり周囲からある意味で疎外された人が主人公だ。 その主人公からまた聞きの形で聞かされる(こわくない)オカルトと いうのがこの作品。 世捨て人のホラ話ともとれる内容ばかりだが、 どの話も時空に透明感と奥行きがあってさらりと聞いていられる。

ティプトリーにしては異色だが、根底にあるものには同じものを 感じとれる気がして安心した。

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2004年11月26日

「防災訓練」行動記録/日記

今日、朝の9時ごろ突然マンションの構内放送がなって 大音量で「防災訓練するから、とっとと非常階段でおりてこい」とのこと。 一応は起きてたんだけど、まだ半分眠った状態だったので、 思わず指示通りに動いてしまった。

で、この寒空の下、はだしにサンダル、ジーンズ、Tシャツの上に フリースのジャンバーといういでたちで30分も消防車を眺める羽目に。 すっかり体が冷え切ってしまった。 冷え性の気があるので、1時間してもまだ手先足先が氷のようになってしまって戻らなくて、 昔切断した右手の筋も痛んでキーボード打つのもままならない。

こういうのはもうちょっと暖かい時期時間にやってほしいなぁ。 そろそろ暖房を出す季節なのかもしれない。

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2004年11月28日

「国営昭和記念公園」行動記録/日記

今日は立川にある国営昭和記念公園にいってきました。

天気がいいなぁと思って、10時すぎてから突然思い立って、11時すぎには出発しました。 12時ごろに西立川について、駅の南側の東急ストアで弁当を買い、北側にある西立川口から入園。入園料は大人一人400円。ちょっと高い気も無きにしも非ず。

池を回りこんだあたりの芝生の斜面にシートを広げ、 弁当を食べ一休みしてると眼の前のサイクリングロードに 自転車が走っているのが見えます。 スイスイと楽しそうなので自転車を借りる事に。 自転車は3時間で410円。 1時過ぎから借りたので4時ぐらいまで乗れる。 大人用の自転車はママチャリなので最初はちょっと不満だったのだけど、 サイクリング専用道が整備されていてそんなこと気にならないほど 気持ちがいい。

/yuntanach/blog/000094_1.jpg

園内はどこに行っても紅葉がきれいで、時期的には今がベストコンディションだったのではないかと思います。 日本庭園などを巡り子供の森のブルーベリーヨーグルト味のソフトクリームを 食べたりしました。全体を1周りしてから3時すぎまで のんびりとサイクリングして、 日が陰って風が冷たくなってきたのでもどることに。 ちょっと早めに4時前には自転車を返して公園をでました。

立川口のドッグランで犬が遊んでるのを眺めてから 立川駅まであるいて、それから帰途につきました。

こういうときにいつも持ち歩く行楽グッズにはバーナーと コップ、コーヒーとかの即席喫茶セットや キャッチボールの道具などがあるのだが、 今回はレンタル自転車があったためにまったく利用しなかった。 次回はもっと早くから行って公園を満喫しようと心に決めた。

タイムテーブル

11時過ぎ出発
12時ごろ西立川駅
12時半前入園
1時過ぎ自転車レンタル
4時前退園
4時半前立川駅
5時ごろ帰宅

出費

往復交通費760円
入園料400円
飲食約500円
自転車レンタル410円
(合計)約2000円
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2004年11月30日

「読書『呪文の織り手 <デイルマーク王国史3>』」行動記録/日記

裏表紙より
機織の少女タナクィが綴る、デイルマークが〈川の 国〉と呼ばれていた頃の物語。異教徒との戦争に出征した父は戦死、 長兄ガルは心を病んで帰ってきた。だが、その陰で、邪悪な魔術師 カンクリーディンが〈川 〉に呪いをかけ、全土を洪水が襲う。ガルのきれぎれの言葉を道標に、 タナクィたちは魔術師が待ち受ける下流へと旅立つ。 デイルマーク先史を描く大河ファンタジイ第三部。
帯より
『ハウルの動く城』原作者の大河ファンタジイ、第三部
タナクィよ、古き物語を機に織れ。
呪文の織り手 <デイルマーク王国史3>
宮崎駿効果とでもいうのだろうか。 デイルマーク王国史は長らく待ち続けていたのだが、 ここのところ毎月立て続けにでてきて、 ちょっと拍子抜けの感も無きにしもあらず。

四部作のうちの第三部なのでクライマックスはまだまだこれから。 というより、やっと駒がそろってこれから話が始まるというところだろう。 第一部と第二部では、時代背景や社会背景は同じくするものの、 描かれるエピソードにはあまり直接的なつながりは見えない。 第三部は、時代がまったく違うものではあるが、 物語全体の源流とでもいう位置づけになっている。

ここで描かれる子供たちはみなたくましい。 エネルギーがある。 周囲の大人たちに翻弄されながらも、 結局は自分自身で考え、答えを出し、道を切り開いていく。 といっても単に子供が独力で苦難の道を行くというわけではなく、 必ず味方になる大人が用意されていて読んでいて安心感がある。

この手の物語は得てして叙事的記録的なものになりがちだが、 この作者の話は生活感があって子供たち同士の悪ふざけなども ちゃんと描かれているし、登場人物のそれぞれ別個の個性が 書き分けられており臨場感があって良い。 これは翻訳者の能力にも負っているのだろうが。

最終章の第四部が楽しみである。

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「メルマガもどきのスパム」行動記録/日記

形式そのものは非常に一般的なメルマガの形式にのっとっていて 解除ページへのリンクなどもあるのだが、 内容は全くのアダルトコンテンツ以外のなにものでもないというメールが届くようになった。 登録した覚えもないいし、登録確認のメールもない メルマガがとつぜん届くようになるのが怪しい。

うっとうしいから配信を停止させたい。 しかし、下手にリンクにある解除ページにいくと フィッシングだったりするかもしれない。 あるいは、そうでなくても解除て手続きを行うこと自体が 自分のメールアドレスの生存確認を取ってあげることにもなりかねない。 かといって何もしなければ配信停止を望んでいないということで いつまでもスパムが届きかねない。

ちょっと悩んだ末にまずページが変なスクリプトや画像を含んでいないかチェックしてみる。

これは大丈夫そうだ。 フォームでメールアドレスを送るようになっている以外、画像もスクリプトもない、 ほとんど何でもないページだ。

次に、フォームの解除したい自分のメールアドレスを入力するところに、 でたらめなアドレスを入れてみる。

解除ボタンをクリックしたら瞬時に「解除ありがとうございます」とかでてきた。

これは危険だ。アドレス収集画面である可能性がある。 下手に自分のアドレスを入力するとそれをきっかけにして新たなスパムが届くようになってしまうかもしれない。

これはちょっと様子見だな。 またくるようだったら迷惑メール相談センターのアドレスで解除手続きをしてやろう。

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2004年12月04日

「イヤーマフ」行動記録/日記

イヤーマフを買った。イヤーマフといっても防寒用のやつではなく、防音用のやつ。

/yuntanach/blog/000098_1.jpg 買ったのはBilsom社のLeighting L3と いうやつでNRR31の防音性能がある。 これ、日本で売っているやつだと1万2千~5千円ぐらいして、 安いところで9千円ぐらいする。 ところがアメリカとかから直接買えば20ドルそこそこなのだ。 ぼってるなぁ。 とりあえず10個単位でまとめて仕入れてヤフオクあたりで 商売しちゃおうかしら。

宣伝するつもりはないが、取説にあった遮音性能の表を写しておこう。

周波数(Hz)125250500100020003150400063008000
平均減衰(dB)21.426.435.842.841.045.945.545.244.7
標準偏差(dB)2.51.62.62.71.82.12.72.93.0

「イヤーマフ 遮音」で検索すれば類似製品がたくさんヒットするが、 この性能の製品で、送料込みで数千円のものを国内でみつけるのは苦労するだろう。

昔は気にならないものだったのだが、ここ1~2年はマシンのファンの風切り音とか、 いかにも電気っぽい高周音とかが気になってしかたがなかった。 しかも耳鳴りに残ってしまって頭が痛くなるようなときもたまにあり、 しかもだんだんとそういう状況が増えているような気がする。 本当の原因がノイズにあるのかどうかはわからない。 が、耳栓をすると耳鳴りに関しては後がずいぶん楽になる。 なので、最近では耳栓をして仕事をすることが多い。

耳栓をすると集中しやすい。 というか、そういうふうな条件付けをつくることができたようだ。 そういうわけで、今では耳栓は必須の仕事道具となってしまった。 いろいろな種類の耳栓をためした結果、 コストと性能などから「イヤーウィスパー」におちついた。 これなら、薬局にいけばどこにでもあるし、値段も400円ぐらいで手ごろだし。

ところが、耳栓をすると2時間もしないうちに耳のなかがムレてかゆくなる。 しかも、異物を押し込んでいるためかなんとなく耳のなかが痛くなってくる。 2時間しかもたないのでは、日常的に仕事で使うのにはちょっと無理があるように思える。

で、つぎにためしはじめたのが防音用のイヤーマフだった。 工事現場とか、飛行場とかノイズの多い環境で使うやつだ。 イヤーマフならばヘッドフォンと同じく頭に被るわけで、 耳の中に異物を押し込めるわけではないから大丈夫だろうと考えたわけだ。 結果は正解であった。

ただ、イヤーマフといってもピンキリで、 防音性能がちゃんとしてないやつだとあまり意味がない。 ある種の職場では防音対策が法律で定められているので、 ちゃんと効果のあるもの自体はいろいろと種類がある。 いくつかためした結果、結局NRR値という規格による 性能の良いもののほうが、それなりに効果があるということがわかった。 今回買ったLeighting L3という製品はNRRが31あり、 NRRに関してはおそらく最高値に属する。 ちょっと手間だったが、買ってしまった。 今日届いたばかりなので、使用感がどんなであるかはこれから判ることだが。

仕事上お医者さんのところに出入りしており、しかも耳鼻咽喉科だ。 そこで、研究しているお医者さんで日頃比較的気安く話をする先生に耳鳴り のことをきいてみたことがある。 検査するとなれば、脳内の異常などを検査する必要がでてCTやPETを使う ことになる。 そうすると保健がきいても2万円ぐらいからの検査費用がかかる。 病院としては検査をすればそれだけ儲けになるので、 患者がしたいといえば、 検査によって体に悪影響がでないかぎりはいくらでも検査してくれる。 ところが「100人検査して本当に問題があるのは1人いるかいないか」だそうで、 要するにほとんどが気の持ちようの問題らしい。 だから、頭が痛かったりめまいがして立って歩けないなど、 日常生活に深刻な支障がでているのでなければ、 その2万円は高い安心料にすぎない。

ただ、耳鳴りとかだと精神的なものが強く作用することもあり、 一度悪いほうへ転がりはじめると、その悪循環が止まらなくなる。 そのうちただの悪循環ですまなくなり、 不眠とか頭痛とかの症状がでてきてしまう。 そして慢性化すると通院生活だ。 医者にかかれば、仕事を止めたり環境を変える提案をされるとか、 あるいは派生してでてきた症状を押える薬などを投薬することになりかねない。

完全な無音状態でも、ふつうの人は一定音量のノイズが聴こえてしまう。 脳内の神経の働きによる音の情報処理の過程で 生活雑音の分だけバイアスをとっているので、 逆に無音環境にいるとそのバイアス分の雑音が聴こえてしまうというのが 一応の有力な仮説らしい。 が、ほんとうのところは医学的にはよくわかっていないらしい。

ちょっとした実験で、私の耳鳴りは、 一番気になる部分がだいたい9300Hzの音が鳴っているのが分かった。 これは耳鳴りとしてはかなり高い部類になるが、 コンピューターのファンのノイズもこの音域を多分に含んでいるので、 私の耳鳴りが仕事中に聴き続けているファンのノイズに 少なからず由来するであろうことはおそらく間違いない。 こういうのは一度気にしはじめると悪循環でどんどん悪い方向にしかいかない。 だから、耳栓やイヤーマフなどをつかって強引にその悪循環を断ち切るのは、 とりあえずいまのところはやり方としては間違っていないだろう。

検査したらかかったであろうコストはすでに越えてしまっているし、 今回買ったやつより防音性能の良いのはちょっと見当たらない。 これで満足いかなかったら根本的に別のことを考えなければならないだろう。 当面は、これで得た無音環境により、 もとをとれるだけの能率アップができるかどうか、 あとは私自身にかかっている。

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2004年12月05日

「最近みんながしきりに残念がる理由」行動記録/日記

最近どのページをみてもしきりに残念がる人が多いなぁと思っていたら、 今年の流行語だったんですね。

トップテンの入ったもののうち三つ(セカチュー、残念!、負け犬)は、 なんとなく聞いたことあるような気もあるけど、ほとんど初耳だなぁ。 他のも「へぇ~、それって流行ったんだ」という感じでイマイチピンとこない。 ほぼ全滅だったので、ついにこういう事態に陥ったのかとちょっとだけショックである。

今の世の中は多様化が進みすぎて流行も局所的なものになり、 流行の波紋の同心円も半径が小さいものばかりなんだろうなぁ。 だから私のようにどの同心円からも遠いところばかりを歩く人間にとっては 流行語を流行語として認識できないままになってしまう。

でもこれはちょっとイカンだろうとちょっと思い直すところもちょっとあり。 流行にはまる必要はないが、知識としてまったく知らなかったというのはちょっとまずい。 もっとも芸能ネタはどうでもいいっちゃどうでもいいことなのだが、一般論として。

というのは、常々思っていることとして 「変化することは必要、なぜなら、不変なものは重要だから」というのがあって、 流行というのは明らかに「変化すること」に属するからだ。

日常生活のみならず、仕事のソフト業界においてもメインストリームからは少しはずれたところを歩いているわけだが、 そうすると異業種との接点もその分だけ多い。 とくにメインストリームがあまり構ってくれないところなどが特に。

そういう分野においてはITなどは革新要素の最たるものであり、 よって、接する人はみな抵抗勢力になる。 ただ抵抗する側にもそれなりのもっともな理由があり、 変化のみを一概に肯定することはできない。 なんだかんだいって不変なものというのはそれなりに重要な意味をもっていたりするものなのだ。

ところが、私の経験した範囲では、抵抗する側ではすでに変化させないことが 目的になってしまっており、不変なものが重要であるという意味が失われてしまっている場合がほとんどであるような気がする。 結局のところ変化がなければ、不変の重要さが埋もれてしまう。 そういう場合には、だから変化が必要なのだ。

そうこうして至った結論が 「変化することは必要、なぜなら、不変なものは重要だから」 だったのである。

私は無意味なところで知らず知らずのうちに抵抗勢力になっていまいか。 流行語大賞はそれを自問するいいきっかけだったかなぁ、と。

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田中さんらしいなぁ.(^^; でも,彼女から教えてもらったりもしないんですか? ともあれ (JW),眞鍋かをりの blog 読むしか!!

Posted by koichik at 2004年12月06日 00:10

聞けば教えてくれたと思いますが。 何を聞いたらいいのかすらがわからない状況では、 教えることもできないというところだったのでは。

ドラマとかはかなり熱心に観ているようですが、 「残念!」については婚約者も知らなかったようです。

Posted by yuntanach at 2004年12月06日 09:44
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2004年12月06日

「放送法第32条」行動記録/日記

NHK受信料の支払の拒否が11万件を越えたそうである。 巷では、プロデューサーによる資金の流用や着服が問題になっているそうだ。

私の棲みかにNHK受信料の徴収の人がくると「うちにはテレビがありません」と いって追い返す。 テレビがない世帯はNHKの受信料は払わなくてもいいのだ。 ちゃんと放送法にそう書いてある。

放送法
第2章 日本放送協会
(受信契約及び受信料)第32条
協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又は ラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。) 若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、 この限りでない
ラジオはあるがテレビのないうちの場合はこの法律のただし書きの部分に該当する。 テレビ受信機がなくても視聴可能なインターネット放送がグレーゾーンのような気もするが、 放送法の第2条のしょっぱなに「放送とは…無線通信の送信」と明記してある ので、無線方法ではないインターネットについてはおそらく現状の放送法ではカバーしきれていない。

一度ならず「そういうこという人が多い」みたいな無礼なことをのたまう 愚か者がいたので、その度に「ならば、家捜しでもしてみろ」と 家に招きいれようとするが、未だかつてそこまで踏み込んできた徴収員はいない。

日本のテレビ普及率は人口あたりでは2002年の段階で71.9%だそうである。 また前回2000年の国勢調査の結果からすると、日本の人口は約1億2700万人、世帯数は4700万世帯だそうだ。 これから計算すると、世帯当たりのテレビ普及率は1.94台となる。 どの家庭にもおよそ2台のテレビがある計算になる。 うちのようにテレビのない世帯はどれぐらいあるのだろうか。 明らかに宝くじよりは確率は高いであろうと想像するが…。

婚約者が映像業界の人で、テレビ業界の裏側については多少明るい。 今回、NHKのプロデューサーが受信料を着服したのが問題になっているわけだが、 婚約者曰く「そんなことはどこでもやってる」そうで、 かつての製作会社の同僚もキックバックみたいなことをやっていたのを知っているそうだ。 NHKのプロデューサーが製作会社に番組制作費を払うのだが、 NHKのプロデューサーの交際費などはその制作費から出ることは あたりまえにあるそうだ。 本当に制作に関係する交際費ならそれは問題ないのだが、 何をどうつかったかわからないお金も少なからずある。 制作費が入るとあらかじめまとめて渡してしまうようなケースもままあり、 厳密に言えばつまりは資金が還流していることがあるということだ。

民放の場合でも同様のことがあるそうだ。 局のプロデューサーはたいてい番組作家を個人的にかかえていて、 それはそのプロデューサーの人脈のたまものなのだが、 作家にお金をとおすことでキックバックされたお金を懐にいれる。

局外の制作会社は企画を出して、 それが通ったら制作費にありつくことができる。 比率はジャンルにもよるそうだが、婚約者のいた会社の場合だと 30本企画をだして1本通ったらいいほうだそうである。 問題なのは、 局のプロデューサーの場合だとお抱えの作家が企画を出した段階で それが通る通らないに関わらず作家にお金を払うことだろう。 で、そのお金は局プロデューサーの懐に還流する。 一度プロデューサーと仲良くなってしまえば、 糞企画だろうがなんだろうが、 台本をかかなくてもとにかく企画を出せばお金になるのだ。 これが局外の製作会社だと、企画の細部にわたってウラをとり、 あとはすぐに撮影に入れるぐらいまで詰めたものでないと門前払いだ。 まぁ、民放の場合だとNHKと違って国民のお金を預かっているわけでは ないから、事情はまったく異なるわけだが。

こういったことはバブルの時代にはとくにひどかったのだが、 さすがに最近は局の財布の紐もそこまでゆるくない。 ところが、バブル時代の味をしめた局プロデューサーは たいして倹約するようになったわけではないのが困る。 結局のところは下請け側にコスト削減のしわ寄せがよってしまうことになる。 こうやってつぶれた製作会社も多いと聞く。

昔から言われていることだが「利は仕入れにあり」である。 この構図が歪んでしまえばどこかにしわ寄せがくる。 ソフト業界は大丈夫であろうか。

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下請けとゼネコンSIerの関係は似ていると思う。IPA受託会社もそうだなぁ

Posted by akon at 2004年12月06日 15:00

既得権益の基盤が強固で新規参入が容易ではないとされる業界はどこもがそんな感じかもしれませんね。実は航空産業も、実は医療システム業界も、……、と挙げていったらきりがないですよね。

Posted by yuntanach at 2004年12月06日 15:35
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2004年12月07日

「ニューキーボード」行動記録/日記

キーボードを新しいのに替えた。

いままで使っていたキーボードは、なんかキーが引っかかることがあるのと、 打鍵の音がずいぶんと変な具合いに響いていて使いやすくなかった。 新しいキーボードは軽快なキータッチでとりあえずは快調。

本格的にキーボード打つのを覚えたのがアメリカにいたときだったので、 配列の違う日本語キーボードだとフラストレーションがたまりうまく使えない。 大学のときビジネスの学部で秘書科の人がとるタイピングのクラスをとったので、 一応正式に覚えたブラインドタッチを修得している(ことになっている)。 別に秘書科とは全然関係なかったのだが、コンピューターやる人は キーボード打つのが仕事なんだからとっておいた方が良いと勧められ、 まだ素直だった私はそのとおりにしたのだった。 しかし、知人のプログラマとかで、 2~3本の指ですごい勢いで打ち込む人もたくさんみたことがあるので、 今思えばあまり関係なかったかもしれない。

そういうわけで私の指は完全に英語キーボード仕様に染まってしまっており、 日本語キーボードだと指がこんがらがって腐ってしまう。

単に探し方が悪いだけだったのだろうが、 数年前の一時期英語キーボードがどこにいってもおまけていどにしかみつからない時期があった。 どこにいっても日本語キーボードばかりだったのだ。 で、あるとき秋葉を巡回していたら、 露天売りで英語キーボードが1200円で売っている のをみて、思わず2個程衝動買いしてしまった。

ところがこいつが安かろう悪かろうの証拠の品みたいなもので、 キータッチが悪すぎだった。

しょうがないからこれは非常時のスペアにとっておいたのだが、 2ヶ月ぐらいまえにキーボードにお茶を飲ませてしまい、 2個目のストックを使う羽目になった。

前回はこのスペアキーボード1号を少なくとも半年は使ったのだが、 押し具合いによってキーが引っかかるときがあり 指がいたくなったらちょっと嫌なので、 右手の指の筋を切断した古傷があるのでふつうの人よりちょっと弱いということもあり、 今回はさすがに音を上げて物としてはまだ使えるのだが新しいのを購入したのだ。

で、今回は以前と違い、選択子は多くないものの別に探すまでもなく 英語キーボードは簡単にみつかり、 展示品を散々いじりまくって打った感じで気にいったやつを購入してきた。 そういえば、昔のコンパックのキーボードは単体で買うと 高かったが打った感じはよかったなぁ。

最近はコンピューターのパーツは安いものが多いが、 こと人間と直接触れるディスプレイ、キーボード、マウスは いい物を買わないとダメだということを再確認した。

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2004年12月09日

「超高性能静電気発生装置」行動記録/日記

今日洗髪していて枝毛がたくさんみつかった。

昼間はまだ暖かいが、暮れも押し迫ってきて空気がめっきり冬のそれになってきた。 これからは静電気の季節である。

私の場合は、背中のあたりに超高性能静電気発生装置を常時装備しているので、 毎年冬になると静電気に悩まされる。 髪の毛も膝裏くらいまで長さがあると表面積もかなりあるのだろう。 発電能力は面積に比例するはずだからそのぶんたくさんバチッとなるモトがあることになる。 家に入るときにバチッ、エレベーターのボタンを押すとバチッ、 そしてマシンの筐体を開けようとするとバチッ、である。 とくに最後のやつが恐い。

一度SD-RAMを増設しようとしてバチッとやってしまい、 新品をおしゃかにしたことがある。 仕事柄マシンのお腹を開けてボードやらメモリーやらを 付けたりはずしたりすることが多いのだが、 冬場は特に気を使う。 特に、その場にだれか別の人がいて、 手伝ってくれようとして手をだしてくれるときが結構危ない。

最近は編んでしまうことが多いからずいぶんと静電量も減ったと 思うのだが、それでもしっかり発電してくれる。 このエネルギーを有効利用する方法はないものだろうか。

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充電池に充電してください。コンデンサを逆相に二個つかうのがミソです(うそです)。これが完成したら次は雷の充電に挑んでノーベル賞をとってください(^^。車の鍵についている放電装置って役に立たないのですか

Posted by akon at 2004年12月09日 10:50

バチッとくるときは確か3000ボルトぐらいはあるんですよね。電流がほとんどないからエネルギーとしては使いようがないということみたいですけど。

生体電気をつかうデバイスってのも研究されてるそうだから、 そういうところで使えるようにならないかなぁ。 そしたら、冬場は行く先々で静電気売って小遣い稼ぎします。

Posted by yuntanach at 2004年12月09日 12:18

メモリ消去しますなんてどうでしょうか。電流が小さいのですか・・・体感的には家庭用ACでしびれたのと同じくなんですが。

Posted by akon at 2004年12月14日 08:10

静電気でネオン管光るそうですから、用途によっては実用的なものもできるのかな。でも破壊ってのはちょっと…。 「貴方の携帯電話のメモリー完全消去します。ただし以後は携帯も使えなくなります」とか?

問題は静電気を安定して貯めこむデバイスの開発ですかね。上着とかをアルミ箔で二重にコーティングしたものを昼の間着ておいて「夜はネオン管が明るく光ります、ただし蓄電中は背もたれなどによりかかると瞬間放電してビリっとくるので注意」とか。

蓄静電気服が世間的に認知されれば「触ると感電します」と宣伝して歩いているようなものだから、女性は痴漢よけに使える?

Posted by yuntanach at 2004年12月15日 12:04
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2004年12月13日

「サーバー復活」行動記録/日記

金曜日の朝7:50分ごろ突然サーバーが死んでしまった。 実は金曜日以来、このドメインの機能が全て停止していたのだ。 死の前日にも突然電源がオフになる症状がでていたし、 このところちょっと不調な感じがでており、 もうかなり古いマシンだったのでそろそろ新しいマシンを組もうかと思っていた矢先だった。

電源をオンにしてもウンともスンともいわない。 まずはスイッチがこわれている可能性もあるので、 電源スイッチの替わりにリセットスイッチをつなげてみてもだめ。 しょうがないから、別の電源をもってきてもダメ。 つまり、マザーボードがいかれてしまった。

金曜日は予定が詰まっていて手がだせず、 土曜日に急遽代替のマザーボードを買ってきた。 まったく新しいマシンにしてもいいのだが、 おそらくCPUとかメモリーとかはまだ生きているし、 ウェブのサーバー程度のものなら部品を使いまわして安く上げたい。 そういうわけでMini-ITXサイズでSocket370用のマザーボードを買ってきた。 死んだサーバーは1GのPIIIが二つ乗ったやつだからDualのを探したのだが そんなマザーボードはもう見当たらない。 しょうがないからシングルCPU用のマザーをかったのだが、 うまくいったら残ったCPUでもう一台こさえよう。

とりあえずケースなしで机のうえで動かす。 問題なし。

ハードディスクをつなげたら、もちろん動かない。 チップセットが違うからだ。 だけど新規にOSをインストールするとアプリの設定が いろいろと面倒だなぁなどと横着を考えて、 予備にあけてあるパーティションに非常用のOSをインストしてあるのをつぶして 裸の状態のOSを起動する。 で、その予備OSから、ドライバーをコピーして、元のOSのレジストリーのHIVEを直接ロードして それを参照しながら手作業でドライバーを設定。 XPのRegeditだHIVEのロードができないから、2k以前のRegedt32はMust Keepなのだ。 これで元のOSは起動条件が新しいマザーボードのものになった以外は、 以前の動作環境をほぼ受け継いだことになる。

思わぬところでPnPのドライバー設定に手間取ってしまい、 日曜日中には完全復旧させるつもりが月曜までかかってしまった。 とりあえず一見して元通りになったが、 PnPのドライバーの設定中変なタイミングで突然ブルースクリーンに なったりするので、まだちょっと不安が残るところだ。

しかし、今回の死亡事件で非常に残念なのが、旧マシンのマザーボードは512MのDIMMとバックアップ用の ハードディスク1台を道連れにしやがったことだ。 ハードディスクはまだ1年もたってないうちでは一番新しいやつで、 いままでいろいろダウンロードしたアプリとかデータとかそのたのさまざまな ファイルのアーカイブにしていたので痛手が大きい。 まさかこいつが先に死ぬとは思ってなかったから、 以前のアーカイブディスクから徐々に移行していて、 数ヶ月まえにやっと終わったところだったのに。 過去5年分以上のデータがすべてふっとんでしまった。

せめてもの救いは仕事用の部分は無事だったことぐらいか。 過去に何回か痛い目にあっているおかげで、 そのたびにバックアップの冗長度が増えているため、 さすがにこっちは影響がない。

あ~、でもデータを失ったのはとてもダメージがでかい、なんかしばらく旅にでたい気分。

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2004年12月15日

「秋葉の平和はオレが守る!」行動記録/日記

10年以上まえ、当時住んでいた品川から引っ越すことにしたとき、 秋葉の駅を中心にらせん状に歩いて部屋を探し、 結局秋葉の駅まであるいて15分かからない湯島に落ち着いた。 引っ越してしばらくはしょっちゅう秋葉を巡回して、掘り出し物を見つけては喜んでいた。 タバコが切れたといって外にでて秋葉。お腹がすいたから外食でもといって外にでては秋葉。

だから冗談で 「『秋葉の平和は自分が守っているのだ!』という自負のもとに秋葉を巡回している」 と公言し、実は仕事をほっぽりだして油を売っているのを正当化していたものだ。

しかし、ここ数年は秋葉のそばに住んでいても必要がなければ出かけなくなってしまっていた。

理由の一つに、秋葉に足を運ばなければわからない「掘り出し物」がなくなったというのがある。 今ではコンビニで売っている雑誌に紹介されているものしか置いてない。 小物なんかはいまでも珍しいものがたくさんあるが、すぐにメディアで紹介されてしまう。 みんなどこかで見覚えがあるものばかりなのだ。 だから、巡回中になにかみつけて「お、これは何だ!?」というのがなくなった。

もう一つ、秋葉の店の種類が変ったということも足が遠のいた理由だろう。 いつの間にかアキもつぶれてしまって、酒を飲まない人間が長居できる静かな食べもの屋がなくなってしまった。 それに、ここ2~3年は同人関係の店ばかりになった。 歩いていてちょっと怪しい雰囲気のあるところはどこに行っても同人関係ばかりになった。 テレビがないからゲームもしないし、同人を否定はしないがそういう分野は自分の趣味ではない。

一説によると、秋葉というのは何時の時代でもマニアのための町なのだそうだ。 だから、昔はラジオやオーディオ、ちょっと前は電子機器とかパソコン、そして今は同人なのだそうだ。次はなんだ?

今回マザーボード探しで半日歩き回ったが、面白い店がほんとに少なくなった。 いままでは秋葉を巡回するにしても土日は人が込むから避けていた。 今回は必要があって土曜日に歩いたが、ボーナス後ということがあって人が多すぎ。 それより、中央通りぞいのT-Zoneの横にドンキホーテやリラクゼーション関係の小店などが入って、 ビルの雰囲気がごっそり変ってしまったり、 PSPの発売日に備えて前日から並んだりするひとたちをみて、非常にびっくりした。

来年中には引越ししようと思っているのだが、 秋葉のそばに住む熱意はかなりへってしまったなぁ。 次はどこに住もうか。

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2004年12月16日

「三半規管」行動記録/日記

三半規管むずかしぃっす。

仕事で大学病院で研究している教授が研究で必要になったソフトを作るというのを かれこれ7年ほどやっている。いままでも「この論文のここにある実験結果のグラフ をだせるようにしたい」とかいって医学論文読まされたりしてたのだが、 単に要求をだしてそれを作らせるというのでは限界があるということになり、 三半規管について教授にレクチャーされてしまった。

教授といってもただの教授ではない。とある系列の頂点に位置する医大の ある学部で筆頭教授の肩書きを持つ人だ。ドラマとかだと、そういう偉い先生は、 医学そっちのけで政治工作に精を出したりするが、そういうのとは対極にあるひとで、 その分野ではその医療技術の高さでもってそれなりに名の通った人である。 肩書きに見合う権力を持ち実際それを発揮できる人ではあるが、 難しい症例があったりすると招かれて手術したりする実戦派だ。

毎年ある時期になると新しい若い先生方が研究室に配属されたり、 国家試験対策なのだろうが、医局に学生が押し寄せてくる。 そういう新人の先生方からは、まるで神か魔物かのように畏れられている人を 3時間ほど独占して三半規管についてレクチャーしてもらった。 まるまる全部の時間がレクチャーだけというわけではなかったが。

三半規管はその名の通り三つの部分からなる。三本の管がCの字になっていて、 この中に液体がつまっている。 身体が動くとこの液体が流動して、その流れを検知することで平衡感覚が得られる。 この管のCの字が配置される面が、平たく言うと水平と左右、前後の分そろっている。 それぞれの面はその垂線を中心に回転する量を検出するわけだ。

実際の教授の話はもっと専門用語と病状の説明に満ち溢れていたが、 私はもともと科学関係分野はなんでも好きなので、 こういう話は聞いていて非常に面白い。

しかし人間の平衡感覚というのは不思議だ。 例えば水平の回転を検知する器官が水平についていない。 器官は左右についているが、左側のやつだと水平方向の移動を検出する平面の垂線は、 頭を基点にすると肩幅に開いた右足を半歩ほど前に踏み出した位置に向かって伸びている。 かなり傾いているのだ。 左耳の奥にある器官で水平の回転を検出するものなのだから、 普通で考えればまっすぐ下にある左足の上にあっても良さそうなものなにに、 実際には右斜め前の方向を向いているのだ。 背骨を軸に身体を回転するような場合、この傾いた平面上の位置で回転量を検出する。 もっとも、センサーは3軸分あるわけだから、そのベクトルの合成を考えれば良いと いうのは理屈ではわかる。 しかし、3次元分ある軸はそれぞれ垂直になっていない。 前後方向の平面の垂線は、 頭から見て左手を左側に30度ほど上側に30センチ ぐらいの方向に行くし、左右方向の平面の垂線は右手をまっすぐ前に伸ばしたあたりに向かっている。 これら垂線からできる立体は立方体ではなく、なんか微妙につぶれている。 これが不思議だ。

しかし、なによりも難しいのが、医学専門用語かもしれない。 つき合いが長いからある程度はわかるのだが、突然言われると混乱する。 ラテラルキャナルとは外半規管のことでトランスアキシャル面の回転を検出する。 これは上で書いた水平方向の回転を検出する器官のことだ。 一個一個の用語をこうやって覚えるのは簡単だが、 話のなかでこういった用語が重奏的にでてくるから、 いちいちメモに書いたものを見直さないとすぐには話が飲み込めないことがある。 回転を表すのなら飛行機とかのようにピッチロールヨーで言ってくれれば 即座にピンとくるのに、いちいち医学用語を自分がすでに知っている世界に 当てはめようとしてしまうからワンテンポ把握するタイミングがずれてしまう。

日常用語で考えてしまうから、肝心なところで勘違いしていることもある。 ずいぶん前に、先生が「眼振(がんしん)」というから、 単に「視線が振れること」だとばっかり思っていて、 それで話が微妙にずれてしまっていたことがあった。 眼振とは要するにこれがいわゆる眩暈のことなのだが、 いろいろ種類があってこの区別も素人にはわかりづらい。

大学のときとった生物の試験は学術用語の単語テストみたいなところがあって、 ラテン語やギリシャ語由来の暗号みたいな名前を暗記するのに苦労した記憶ばかりだ。が、それは英語が理由だったのではなく 日本語であっても医学関係の専門用語は結局同じように難しいものであった。 結局学問というのはどんな分野でも最初は暗記から入るしかないのだ、 ということを再確認した。

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2004年12月31日

「2004年」行動記録/日記

この2週間というもの同時発生的に仕事やら私事やらが たて続けに発生して非常に大変だった。 暇すぎるときと、目まぐるしく動き回っているときってのは 日記みたいなものは進まないもんだなぁ、と再確認。

ところで、2004年というのは自分にとってどういう年であったのだろうか。 ここ数年来いつもと同じように、 何かをなしえたというわけでもないし、 何かをはじめたというわけでもない。 やり残したことも少なくない。 そんな感じでも、なんとなく気分的には「〆」の一字が思い当たる。 来年年明け早々に結婚という人生の一大イベントが 控えているからかもしれない。 婚姻届は明日元旦に出すことでもあるし。

10代のころから毎年元旦には初日の出を拝みに行くのが習慣になっている。 一度年末に熱をだしていけなかったことがあったのだが、 そうするとその一年何かにつけてそれを思い出してしまう。 自分でも馬鹿らしいことだとは思うが、仕方がない。 しかし、曇りや雨などで日の出が見えなかったことは何度もあるが、 そういうときはまったく気にならない。 要は「初日の出を見に行く」という行為そのものが重要なのであって 実際に見えたかどうかはあまり関係がないようだ。

具体的に何かをやろうということは特にないくせに、 元旦に初日の出をみるたびに毎年今年こそはという気迫だけは出てくる。 来年はどうだろうか。 大晦日は雪で大変なことになりそうだが、 明日の朝はなんとか晴れそうなので初日の出は期待できそうだ。

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2005年01月05日

「ガス暖房」行動記録/日記

この冬もとうとうストーブをつけることになった。 さすがに室内温度が10度を切るようだとちょっと寒すぎる。 暖房器具は以前に松田さんからもらったガスストーブだ。

ガス暖房だと部屋があっという間に暖まるのでありがたい。 難点は部屋が散らかっているとちょっと使う気分になれないので、 大規模な部屋掃除が必要になることだ。 幸いなことに去年の暮れにちょっとだけ片付けをしたので、 今回はすんなりとガスストーブ発動となることができた。 何年か前は、もうこれ以上は堪えられないといって ストーブを出したはいいが、あらゆるものが部屋中に 散乱しており、そのほとんどが本とプリントアウトという 絶好の可燃物ばかりでストーブをつけるのを躊躇し 途方にくれたことがあった。

今回は年内はストーブなしで過ごせたわけだが、 ひとつに年末までは比較的暖かい日が多かったというのと、 年末はほとんど家にいなかったというのがある。 今月は自宅での作業が多くなりそうなので、 たくさんストーブのお世話になりそうだ。

こう書いている間に、さっきスイッチをいれたストーブの 温度表示が8度から15度に上昇した。 なんとなくぬくくなって快適。 一酸化炭素中毒には注意しよう。

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今日は寒いっすね。 今度、鍋食べに行きましょうよ。

Posted by Ryo.Matsuda at 2005年01月05日 22:49

鍋いいですね。行きましょう。

松田さんからもらったストーブ毎年大活躍してます。

Posted by yuntanach at 2005年01月05日 23:14

あけましておめでとうございます.今年もよろしくです. では OOEnkai に投稿よろ!!<鍋

Posted by koichik at 2005年01月06日 00:54

鴨鍋~(^^)

Posted by はぶ at 2005年01月06日 01:34

僕は恒例だから食べるけど、東京で鴨を食べるのは割高です。だってわざわざ大阪の市場から引くんだもん

Posted by akon at 2005年01月06日 08:59

そうなんだ>鴨鍋

Posted by はぶ at 2005年01月06日 13:06

鴨鍋って小岩のそば屋に無かったっけ・・・

Posted by まこたん at 2005年01月06日 18:26
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2005年01月24日

「結婚式終わる」行動記録/日記

土曜日に結婚式と披露宴を行い、遠方からきた招待客も昨日の午後帰宅してやっと一段落付いた。 人生の最大イベントが無事に終了してほっとしている。

/yuntanach/blog/000115_1.jpg 最近は結婚式や披露宴をやらなかったりするケースも多いそうだが、 一生の記念になるものでもあるので、当初は親兄弟だけの最小規模のものにして 手間とお金をかけないですますつもりだった。 しかし話が進むにつれだんだんとそうはすまなくなり、 もうこれ以上は削れないというところまで規模をおさえても 結局50人からの招待客を呼ぶようなものになってしまった。 この規模だとごくごく平均的なものではあるかもしれないが、 当初考えていたものと比べると3~4倍にはなってしまった。

媒酌人はたてなかったので、披露宴の最初の挨拶は私が行うことになっていた。 会場を選んだ時に夜景がきれいなところというのがあったので、 最初の挨拶でも「夜景をお楽しみください」みたいなフレーズを 用意していたのだが、その一節を話す瞬間に窓にカーテンが引かれて外が 見えないようになっているのが目について一瞬非常にあせってしまった。 去年に人前で話してあがってしまて困った経験から、 今回は忠告どおり文面を用意しておいてなんとかしのげたのでよかった。

入籍は1月1日だったのだが、結婚指輪は式のあった22日からである。 まだ何か指に違和感があってときおり気になってしょうがない。 すぐに慣れてしまうのだろうが。

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おめでとうございます。 いいですね、こういう日記って。読んでいて、ほっとしました。

非常にあせった顔が目に浮かぶようです。

Posted by あまぴょん at 2005年01月28日 03:51

ありがとうございます。

後で親戚が撮ってくれたビデオをみたら、その場面ではしゃべっている途中で目が泳いで5秒ほど固まってました。

Posted by yuntanach at 2005年01月28日 09:28

おめー

Posted by akon at 2005年01月28日 12:31

おめでとーございます!! うちの結婚式は身内だけで一応見た目的には披露宴でしたが、中身は完全に単なる宴会と化してました。 しまいにゃ、クライマックスの両親への手紙で嫁さんがフキだす失態も・・・。 和気藹々でよかったですが・・・

Posted by shinchan55 at 2005年01月28日 13:58

ありがとうございます>akonさん&shinchan55さん

Posted by yuntanach at 2005年01月29日 10:19

遅くなりましたがおめでとうございます.むしろお疲れ様でした? (^^; もっと大きな画像が見たいよ!! 次の OOEnkai ではアルバム持参でお願いします♪

Posted by koichik at 2005年01月29日 20:52

おめでとうございます。小林さんが言うように、大きい画像がみたいので、次回のOOEnkaiに期待してま〜す。(^^)

Posted by きむきむ at 2005年01月30日 03:27

ありがとうございます。 次の機会には写真を持参します。

Posted by yuntanach at 2005年02月01日 00:57
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2005年02月21日

「心を亡くす」行動記録/日記

まるまる1ヶ月もブログをさぼってしまっている。 4週間たったのでブログのトップページから記事が押し出されてなくなってしまった。 こりゃいかん。つなぎで何か書いておこう。

昔私がサラリーマンだったころ、そこはコンピューター関連商品を扱う商社だったのだが、 私の役割は「技術的なことはなんでもやる」だった。いまでもそんな感じだが。

社内で一番若いこともあって下っ端として海外のソフトの移植からマニュアルの翻訳、 社内のコンピューターの設定、ビジネスショウーなどでの荷物の搬入など、あれこれやらされた。 納入したソフトが不具合があって、現地へサポートへ行ったら、 その輸入ソフトのバクということが分かり現場でできることなどなにもないのに、 3日ほど帰してもらえなくてもらえなかったことなど、いまとなっては思い出のひとつだ。

普段お客さんのところへ直接顔を出したりはしないのだが、 しばしば営業の人に連れ出されていたりもした。 その大先輩いわく「『忙しい』という言葉は客先では絶対に使うな。 忙しくない人間などいないのだから言い訳にしか聞こえない。」とのこと。

以来、忙しいという言葉は極力使わないようにしている。

フリーになって感じるのは、「サラリーマンほど『忙しい』を連発する」と いうことだ。実際にどうかは関係がない。 要するに『忙しい』が社交辞令的な一種のエクスキューズになっているわけだ。 サラリーマンを相手にしていると、心を亡くすとはこういうことかと理解してしまうことがよくある。

現在私など複数の納期がバッティングする羽目におちいって3方向にたいしてそれこそ眠る暇もないほどあっちいったりこっちいったりしているが、 絶対に忙しいと口にだしてはいないし、そういう状況を匂わせるようなこともしないように心がけている。でも、打ち合わせのための空き時間のすり合わせや、メールの発信時間などから、忙しくしていることは相手に伝わる。 どこも付き合いが長いので、けっこうそのあたりは理解してくれており、ありがたく甘えさせてもらっている。

しかし、新婚1ヶ月目だというのに連日徹夜+ちょっと仮眠の繰り返しというのは、 忙しいとしかいいようがないなぁ。あと1ヵ月のがんばりだな。

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2005年02月28日

「読書記録のまとめ書き」行動記録/日記

ここのところブログをサボっていて、つまり読書記録もサボっていた。 サボっている間に読んだ文庫をまとめて記録することにする。

文庫の読書量はここのところはずいぶんと減ってしまった。 もっとも文庫といっても、SFだのそんなものばかりなので、 読書量が減ったといってなにがどうなるということでもない。

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「読書『魔の都の二剣士』」行動記録/日記

帯より
ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞シリーズ
“最も優れたヒロイック・ファンタジー
の連作”とうたわれた傑作が復活!
『魔の都の二剣士』
いわゆる剣と魔法のジャンルの古典的代表作。 昔ながらのファンタジーものなのでずいぶんと懐かしい。

起こったことを淡々と文字にしていくだけの極めて映画的なものなので、 最近の本にはちょっとみられないタイプであると思う。 ただ、ファンタジーというジャンルでのそういう映像的な描写が、 迫力のある内容をもたらしているのではないかと思う。

内容が古典的過ぎてちょっとタルイかんじもするが、 どのストーリーもオチがあっさりしているので胸焼けするようなしつこさはない。 ヒロイックファンタジーというジャンルがどういうところから始まったのかを 知っておくという意味では一読の価値があるのではないだろうか。

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「読書『死神と二剣士』」行動記録/日記

帯より
めくるめく剣と魔法の世界
英雄二人組は奇怪な魔法使いの
予言どおり、呪われた都ランクマーへ!
『死神と二剣士』
前作『魔の都と二剣士』が衝撃的な終わり方だったので、 思わず続きが読みたくなってしまうような第2巻目。 といっても、このシリーズは短編の連作集で構成されているので、 単に出版社の思惑にみごとにひっかかってしまっただけということではあるが。

これを読んでいて思い出すのがグインサーガなのだが、 そろそろ100巻になるはずだが、あれはどうなったんだろう。 70巻あたりでうんざりして読むのを止めてしまったのだが。 最初の10巻あたりはこのシリーズの血をひいた話だったと思う。

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「読書『騎士の息子』」行動記録/日記

帯より
少年の試練と成長
異世界ファンタジー待望の
新シリーズ、いよいよ開幕!
『騎士の息子(上)』
六公国未曾有の危機
王家の影として生きる運命を
背負った少年の試練と成長の物語
『騎士の息子(下)』
少年が物心つくときから始まる話なので、いつもの自分だったらすぐに感情移入して のめりこみそうなものだが、今回は仕事に合間に移動中の電車のなかだけで 1週間以上かけてよんだので、とてもじゃないけどストーリーにはまれなかった。

シリーズが完結したらもう一回読む本とする。

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「読書『幻竜秘録』」行動記録/日記

帯より
ますます佳境に入る
傑作大河ファンタジイ
ファイールを求めて必死の探索を続ける
ペリンの前に、恐るべき<闇の猟犬>が!?
『幻竜秘録2 闇の狩猟』

ますます佳境に入る
傑作大河ファンタジイ
エレイン王女の王位継承を支持するため
やってきた四人の大貴族の当主は……!?
『幻竜秘録3 王国の盟主』
ランド・アル=ソアが万物源から闇王の穢れを取り除いたのだから、 どうでもいいから、さっさとその後どうなったかを見せてほしい。

半分は惰性で読んでいるシリーズだが、読んでいて面白いからしょうがない。

いくつもの重層的に折り重なるエピソードが同時進行するし、登場人物が多いので、 新刊を読み始めるとしばしばどんな話であったか忘れてしまって困る。

相変わらず女性が強いが、ここしばらく女性陣の内面もよくでてくるようになった ので、その強さが違ってみえてくるようになったと思う。ただ、もうちょっと人物を 書き分けられないものか。

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「読書『物理と数学の不思議な関係』」行動記録/日記

帯より
文系のかたにも安心してお読みいただける
<数理を楽しむ>シリーズ、好評刊行中
最新理論の解決策が、100年前に
用意されているのはなぜ?
『物理と数学の不思議な関係』
別に用意してあったわけではないと思うが…。 古典はべつにして、近代現代の数学とは、抽象的なところを追求するというのがその本質になって しまっているので、どうしても応用分野が見つかるまでに時間がかかるのはしょうがない。 それに物理で応用されたからこそ発展した分野は数え上げれば枚挙に暇がない。

物理学の歩みに関して数学がどのようにからんでくるのか、というさまざまなエピソードが面白い。 物理における数学とは、単に物理学の問題を解くためのツールとして使われているわけではなく、 その物理学の発展とともに数学もまた発展してきたのだということがよくわかっていいのではないだろうか。

カオス理論などまだまだ発展途上の分野も紹介されており、 ソフトウェア工学などにどのようにかかわってくるのだろうかと考えると楽しくなる。 ソフトウェア工学ではまだまだ数学というのは問題を解くための補助概念というところに とどまっており、どちらかというと「数学=数式」という構図から毛嫌いされているのが現状だ。 そう思うと、3年もすれば古いものになってしまう個々の技術を紹介する本だけでなく、 こういった本こそソフト屋さんたちに読んでもらいたい。

ソフトウェア工学が今後どのような方向にむかっていくのかはわからないし、 しかも生まれてまだ間もない分野であるので、数学がどのようにかかわってくるのかとか どのぐらいの比重をしめるようになるのかといったこともまったく想像がつかない。 今後Small Worldやカオスなんかはどんどん導入されていく可能性があると思う。 今後どうなるか楽しみだ。

物理の話にもどると、物理に触るのは大学の授業が最後だ。 それ以後はこういう一般教養の範囲でしか触れていない。 だからだろう、こういう本で順を追って説明されるとすごく勉強になったような気がする。

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「読書『銀河お騒がせドギー』」行動記録/日記

帯より
大好評ユーモア★ミリタリーSF
今度の敵は、
銀河一のスーパードッグ!
環境汚染調査にやってきたイヌをはじめ、
次々と難問がオメガ中隊を襲う!
『銀河お騒がせドギー』
作中ところどころ前作までのエピソードがでてくるところがあるのだが、 前作からずいぶんと時間がたってしまったので、 どんな話だったか思い出せないのが多かった。

全体的にパワーダウンの感が否めない。

ドラマもない。

ストーリーが都合よすぎ。

この作者のもう一方のシリーズもそうだが、最近はちょっと惰性に走りすぎ。

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「読書『ホミニッド ―原人―』」行動記録/日記

帯より
ヒューゴー賞受賞!
量子コンピューターの実験中に、事故で平行宇宙に転送された
ネアンデルタール物理学者ポンターの波乱万丈の冒険を描く話題作
『ホミニッド ―原人―』
面白い。ぜひ続編が読みたくなる。

ソウヤーの作品は、どの作品も作者の優しさがしみこんでいるので、安心して読める。

解説にもあるが、一部突っ込みたくなるような物理の理論や現象の描写とかもあるが、 ソウヤーの作品の見所はそのドラマの作り方だろう。最後ちょっと駆け足な感もあるし、 ネアンデルタール人側の世界での裁判のエピソードなどもちょっと消化不良を起こして いるようなところもあるので、このストーリーはもっと引っ張っていっそのこと1・2巻 にわけてもよかったのではないだろうか。

人間社会とネアンデルタール人社会が接するとどうなるかといえば、 おそらく悲しい話が登場するのは不可避であろうと想像する。 続編があるなら、そのあたりソウヤーはどう収拾するのだろうか。

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2005年03月03日

「平面への最小二乗法」行動記録/日記

三次元の点座標(x_i,y_i,z_i)が与えられたとき、 それらにフィットする平面の式Ax+By+Cz+D=0への最小二乗法の公式が分からない。 単純に考えれば、点座標(x_i,y_i,z_i)から求める平面までの距離Ax_i+By_i+Cz_i+Dの 二乗和S=\sum\limits_{i}{(Ax_i+By_i+Cz_i+D)^2}を各A、B、C、Dで偏微分したものがゼロに なるとして連立方程式をたててA、B、C、Dを求めれば良いはずだ。 ところが言うは易しでその方程式がなかなか解けない。

とりあえず、Sをもっとも小さくするような点座標の組を総当りで探すことで お茶を濁すことにするが、これじゃあフィットしたとはいえないよなぁ…。

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2005年03月04日

「3D表示」行動記録/日記

とりあえず、症例データの回転ベクトルの3D表示のプロジェクトは一段落というところか。

最初は回転ベクトルデータの3D表現のアプリの開発の話だったのだが、 途中から症例データをうまくまとめるような数学的モデルの作成の話になってしまった。 アプリ開発のそもそもの目的が論文を書くための補助だったので、 途中でモデルが症例にあっていないことがわかるとアプリ開発のほうがペンディングしてしまった。 お医者さんが使う解剖学の本を何冊かよまされたりして、 こんかいはずいぶんと研究内容に踏み込んだ仕事になった。

とりあえず症例データから、先生が持つ仮説にそぐった数学的モデルにつながったようなところまで これたので、クライアントである先生はご機嫌で「さっそく明日から論文書きをはじめる」そうだ。 めでたし、めでたし。

とりあえずアプリ開発はペンディング状態でここまできてしまったが、 遅かれ早かれおそらくこっちは再開になるんだろうなぁ。 実際、自分でも症例データをいじっていてそういうデータを視覚化するツールがほしかった。 あと、単にデータを表示させるだけでなく、その場でいろいろ操作できるようなワークスペースが あるといいかも、とか、いろいろ考えてしまうが、それは今後の話だ。

引き続き、同時進行していたSSLのプロジェクトがそろそろ8~9合目だ。 もう一息。と、言いつつ、さっそく次の仕事の話が入りつつある。今度はIPフォン。 先方は来週あたりに打ち合わせをしたいとかいってるけど、そろそろちょっとオーバーロードにも限界がある。

新婚旅行はいついけるのだろうか…。

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2005年03月05日

「電話復活!」行動記録/日記

実は我が家の電話が「お客様の都合により現在使えなくなっております」状態になっていた。 電話料金未払いにより電話が止められてしまっていたのだ。

電話料金は銀行の口座から自動引き落としされるようにしている。 私は仕事の入金用の銀行口座と生活用の銀行口座を分けてもっているのだが、 とうぜんもっぱら前者は入金用で後者は出金用となってしまっている。 つまり、定期的に仕事用の口座から生活用の口座へお金を振り替える 必要があるのだ。

ところが、1月に振り替えを忘れてしまい、3週間ぐらいにわたって 自動引き落としができなくなってしまっていたのに気づかなかったのだ。

自動引き落としができない場合には、たいていは「いついつまでに自動引き落とし できるようにしておいてくれ。もう一度自動引き落としを試みます」といった 内容の通知がくる。ところが電話に関してはそれさえもほっぽりかしてしまう ことになり、今度は「同封の振込み用紙で、いついつまでに直接入金せよ。 さもなくば電話を止める」という通知がきていた。

この最後通告の手紙だが、おそらく出掛けか何かの折にポストから出して、 そのまま出先においてきてしまって、それっきりになってしまっていたのだろう。 自分ではぜんぜん知らない間に、電話が止められるところまでいってしまった。

友人が家に電話したら止められていたものだから、 びっくりしてメールで安否確認をしてくれたおかげで、 この問題が発覚した。

昨日あわててNTTに問い合わせて未払いになっていた分を払ったら、 電話はすぐに復旧した。

これからはよくよく注意しようと思う。 自動振込み先からの手紙はその場で開封&厳重保管。 間違っても、今やってるように、出掛けとかに何かにはさんで持ち歩くべからず。

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2005年03月09日

「確定申告の準備開始」行動記録/日記

今年も確定申告の時期となった。 世間ではすでに3週間前ぐらいから確定申告の受付が開始されているようだが、 私はこれから仕訳をし、帳簿をまとめ、決算書を作成しなければならない。 3月なんて年度末はたいてい仕事がいくつか重なってくるのが常なので、 はっきりいってなにか余計な作業をする精神的余裕はない。 だから、毎年確定申告を乗り切った後には 「来年こそはもっと余裕をもって決算をしよう」と心に堅く誓うのだが、 いまだかつてその誓いが果たされたことはない。

去年知り合いに頼まれて、彼の会社の社内LANの設定と読めなくなったハードディスクの復旧を行った。 あまり乗り気ではなかったのだが、どうしてもといわれて設定作業をしたのだった。 この手の慣れてさえいれば誰でもできる作業でお金をもらってしまうと なんだか技術屋としての沽券にかかわるような気がするし、 世話になった人でもあるのでただでやるつもりでいったのだが、 どうしても作業費をくれるというのでありがたく頂戴した。 収入というには額は大きくないが、いちおうはその場で現金収入があったことになる。 当然こういうお金も帳簿に載る。さもないと脱税になってしまうわけだし。

その人から電話があり、去年の8月決算に関して最近になって税務調査が入ったそうだ。 実はそこでは何年か前に経理の人が使い込みをした果てに失踪してしまうという事件があり、 しばらく税務が大混乱していたそうで、おそらく税務署のチェックも厳しいのだろう。 ところが、私が去年作業して作業費が払われたのが9月だったのに対して、 8月の決算ではそれが未払いとして計上していたそうだ。 その結果、税務署からかなりしつこく「そのエンジニアは実在する人かどうか」を尋ねられているので 住所を教えてくれというのが電話をかけてきた理由だった。 税務署はつまりその会社が経費をごまかしていたのではないかと疑っているわけだ。

ちょっと、待て。

なんで9月になってから突然「PCが起動しなくなった」というヘルプコールがあって、 翌日飛んで言って直してあげた作業の費用が、8月の決算に未払いで計上されるんだ?  もともと摘まんでた分から私の作業費を払ったんじゃないのか? などとつい疑ってみたくなってくる。

電話の内容は、ひとつには税務署から聞かれていた私の住所を尋ねるものだったが、 もうひとつ、要するに8月決算で未払いにしたから私のほうでも8月に作業を行い売掛にするとかなんとかして、税務署から問い合わせがあったら口裏を合わせてごまかしておいてくれ、 ということらしい。 う~ん、なんだかなぁ~。

私、おととし税務調査が入って、けっこううんざりしてたんですけど。 これをきっかけにしてへんに税務調査が入ったり、あるいは知らないうちに脱税の片棒を 担がされていたりするのはいやだなぁ。

私はいちおう複式帳簿できっちりやっている。 しかも、会計ソフトなど使わずに全部自力で。

青色申告になってちゃんと帳簿つけなければいけなくなったとき「プログラマーたるもの、原則的に足し算しかやらないソフト、しかも他人の作ったソフトなど、西から日が昇ったとしても使えるものか」と鼻息だけは荒く、全部自力でやり始めた。 最初は本とかをみようみまねでやりはじめ、ちゃんとできるようになったのは3年目ぐらいだっただろうか。 最初の年はBSとPLで数があわなくて青色申告控除は断念したりもした。 試験は受けてないけど、日商簿記3級の参考書と問題集をクリアしたあたりで、まともに決算ができるようになったような気がする。

年に1回数日参考書とにらめっこすると3年目ぐらいで日商簿記3級ぐらいってことか。 複式帳簿の考え方は、なんとなくTDDとかもっと一般的にソフト開発の極意かなにかに通じるところがあるようにも思えるしょうがない。 だから、プログラマは勘定と無縁な業種でも日商簿記の4級か3級ぐらいは、 勉強ぐらいはしておいたほうが良いのではないだろうか。 試験を受ける必要はないけど、初歩的な知識だけはしっかりとマスターしておいたほうが良いと思っている。 あまり万人受けする考えではないだろうが。

私の事業規模は極小最小限の大きさなので、いまのところ年に1回、確定申告直前に帳簿をそろえるのでまにあっている。 が、それでも仕訳が1000ぐらいになるのでBSがでるまでやっぱり2~3日はかかる。 今年はそれでも妻が伝票の整理をすべてやってくれたので、私はこれから仕訳のまとめだけですむので非常に助かっている。 妻は経理のことはぜんぜん知らないので、たまに頓珍漢なことやらかしてくれるのだが、 ちゃんと仕込んでいずれは青色専従者にでもできないだろうかと、夢だけはふくらむ。

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2005年03月11日

「教えて!gooへの回答」行動記録/日記

この前も、このような質問したのですが、やはり納得できず再度、質問します。
α>1 β>1 ⇒ αβ>1
が正しいか
α-1>0 β-1>0 ⇒ αβ-(α+β)+1>0
どちらが正しいのでしょうか?また根拠を教えてください。
と、この前は質問しました、そして同値ではないということがわかりました。
(1)同値でないのに、なぜ、2つ式がでるのか?根本的に理解できません。
(2)どのように、使い分けをすればよいのか。
とにかく、些細なことでもいいので、教えてくれるとありがたいです。
よろしくお願いします。
質問:同値

回答で使った作図は次のとおり。

α>1、β>1で表される領域1。

/yuntanach/blog/000132_1.gif

αβ>1で表される領域2と領域3。

/yuntanach/blog/000132_2.gif

(α-1)(β-1)>0で表される領域4と領域5。

/yuntanach/blog/000132_3.gif

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「メーラーがおかしい」行動記録/日記

既読にしたはずのメールがいつのまにか大量に未読になっていたり、 既読にしても既読にならないという状態がここしばらく続いている。 しかも表示順もへんなかんじ。

アプリを起動しなおしても、OSを再起動してもなおらないし、 完全におかしくなってしまって使い物にならない。

どうしたものか。

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yuntanachさん、始めまして。 VINOと申します。

イヤーマフで検索してたどり着き、色々と 記事を拝見せていただきました。

奥様が三重のご出身だそうで。 実は私の妻も三重出身です。

実家が伊勢神宮の近くと言うこともあって 実家に行くたびに伊勢神宮に連れて行かれそうに なります(笑)

あぁ、本題を忘れていました。

yuntanachさんが購入なさったイヤーマフですが、 記事によるとアメリカから直接輸入することもできるとか。。。 日本で買っても9000円近くするので是非アメリカから 取り寄せたいのですが、どのようにすればよいかご教授 願えないでしょうか。。

それから、使用感もお教え頂ければ幸いです。

始めての投稿で質問ばかりで申し訳ございませんが よろしくお願いいたします。

ps今回の記事と関係の無い内容で申し訳ございません。

Posted by VINO at 2005年03月11日 21:06
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