2004年09月23日

「Direct3Dなんか嫌いだ!」行動記録/日記

なにをやるにつけ、もろにハードに依存した設定が多過ぎる。

計測したデータを3Dのグラフに表示するわけなので、 表示するものは範囲を表す曲面以外は軸とかベクトルとかばかりであり、 基本的にワイヤーフレームになる。

あるベクトルが曲面を通過するような場合、そのベクトルが曲面の内部を 通過している様子を表示したいので、当然その曲面は半透明になる。 これは、曲面にアルファ値を設定するだけでこと足りる。

しかし、その通過するベクトルがただのアルファブレンディングだと 色の組み合わせによっては見えずらくなる。これではまった。

結局マテリアルにエミッシブカラーを設定すれば、ベクトルが自ら発光して くれそうで、それならうまくいきそうだという ところまでは調べがついたのだが、エミッシブカラーを設定しても ベクトルが全然発光してくれません。

デバイス側でRenderState()でしかるべき設定をしてやれば良いのだが、 このRenderStateがマジで多いすぎ。17グループに77種類ある。 これを探していくので、もうなんか1日分のエネルギーを全て 使い果たした感じ。ちょっと大げさか。

ラインの色のでかたをちょっと変えようと思っただけで、 ライトニングがいろいろと関係してくるのはちょっとうざい。 かといって透過色をうまく使おうと思うと、やっぱりライトが必要になる。 ならば、もうちょっと楽に解りやすく設定できるようにはならないのだろうか。 今はまだプログラマブルシェーダーには手を出してないが、 なんとなく先がおもいやられる。

いずれはコンピューターの表示も3Dが当たりまえになると考えてずいぶんたつ。 仕事でない部分ではぼちぼちいじって遊んでいたが、今回はちょうど良い機会だから 仕事として受けてしまったわけで、これがちゃんと後々のこやしになってくれれば良いのだが…。

神保町いってなんか参考書でもないかと思っても、 どの本をみてもDirectX関係だとSDKのサンプルを解説しているだけか、 さもなければゲームのことばっかり。 今回はさすがに根をあげて本屋にいってしまったが、 こういうときにはやっぱり役にたたないねぇ、和書は。

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