2005年02月21日

「心を亡くす」行動記録/日記

まるまる1ヶ月もブログをさぼってしまっている。 4週間たったのでブログのトップページから記事が押し出されてなくなってしまった。 こりゃいかん。つなぎで何か書いておこう。

昔私がサラリーマンだったころ、そこはコンピューター関連商品を扱う商社だったのだが、 私の役割は「技術的なことはなんでもやる」だった。いまでもそんな感じだが。

社内で一番若いこともあって下っ端として海外のソフトの移植からマニュアルの翻訳、 社内のコンピューターの設定、ビジネスショウーなどでの荷物の搬入など、あれこれやらされた。 納入したソフトが不具合があって、現地へサポートへ行ったら、 その輸入ソフトのバクということが分かり現場でできることなどなにもないのに、 3日ほど帰してもらえなくてもらえなかったことなど、いまとなっては思い出のひとつだ。

普段お客さんのところへ直接顔を出したりはしないのだが、 しばしば営業の人に連れ出されていたりもした。 その大先輩いわく「『忙しい』という言葉は客先では絶対に使うな。 忙しくない人間などいないのだから言い訳にしか聞こえない。」とのこと。

以来、忙しいという言葉は極力使わないようにしている。

フリーになって感じるのは、「サラリーマンほど『忙しい』を連発する」と いうことだ。実際にどうかは関係がない。 要するに『忙しい』が社交辞令的な一種のエクスキューズになっているわけだ。 サラリーマンを相手にしていると、心を亡くすとはこういうことかと理解してしまうことがよくある。

現在私など複数の納期がバッティングする羽目におちいって3方向にたいしてそれこそ眠る暇もないほどあっちいったりこっちいったりしているが、 絶対に忙しいと口にだしてはいないし、そういう状況を匂わせるようなこともしないように心がけている。でも、打ち合わせのための空き時間のすり合わせや、メールの発信時間などから、忙しくしていることは相手に伝わる。 どこも付き合いが長いので、けっこうそのあたりは理解してくれており、ありがたく甘えさせてもらっている。

しかし、新婚1ヶ月目だというのに連日徹夜+ちょっと仮眠の繰り返しというのは、 忙しいとしかいいようがないなぁ。あと1ヵ月のがんばりだな。

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