2005年02月28日

「読書『ホミニッド ―原人―』」行動記録/日記

帯より
ヒューゴー賞受賞!
量子コンピューターの実験中に、事故で平行宇宙に転送された
ネアンデルタール物理学者ポンターの波乱万丈の冒険を描く話題作
『ホミニッド ―原人―』
面白い。ぜひ続編が読みたくなる。

ソウヤーの作品は、どの作品も作者の優しさがしみこんでいるので、安心して読める。

解説にもあるが、一部突っ込みたくなるような物理の理論や現象の描写とかもあるが、 ソウヤーの作品の見所はそのドラマの作り方だろう。最後ちょっと駆け足な感もあるし、 ネアンデルタール人側の世界での裁判のエピソードなどもちょっと消化不良を起こして いるようなところもあるので、このストーリーはもっと引っ張っていっそのこと1・2巻 にわけてもよかったのではないだろうか。

人間社会とネアンデルタール人社会が接するとどうなるかといえば、 おそらく悲しい話が登場するのは不可避であろうと想像する。 続編があるなら、そのあたりソウヤーはどう収拾するのだろうか。

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